5.4. RPM 形式のパッチをインストールする
概要
JBoss のパッチは、zip (全製品) と RPM (製品のサブセット) の 2 つの形式で配布されます。このタスクでは、RPM 形式でパッチをインストールするために必要な手順について説明します。RPM の更新方法は、セキュリティー非同期パッチと、製品のマクロ、マイナー、およびメジャー更新のみを配布するために使用されます。
要件
- Red Hat Network への有効なサブスクリプション。
- RPM パッケージでインストールされた JBoss 製品の現在のサブスクリプション。
手順5.3 RPM 形式で JBoss 製品へパッチを適用する
JBoss 製品のセキュリティー更新はエラータによって提供されます (zip および RPM)。エラータは、解決された欠陥、それらの深刻度、影響する製品、欠陥の詳細、およびパッチへの参照が含まれるリストをカプセル化します。
JBoss 製品の RPM ディストリビューションでは、更新済みの RPM パッケージへの参照がエラータに含まれます。yum または他の RPM ツールを使用して関係するパッケージを更新し、パッチをインストールすることが可能です。
警告
パッチをインストールする前に、JBoss 製品とカスタマイズされた設定ファイルをすべてバックアップする必要があります。
- JBoss watch メーリングリストにサブスクライブするか、JBoss watch メーリングリストのアーカイブを閲覧して、セキュリティーパッチに関する情報を入手します。
- エラータを読んでセキュリティーパッチに関する情報を取得し、使用環境の JBoss 製品に適用されることを確認します。
- セキュリティーパッチが使用環境の JBoss 製品に適用される場合は、リンク先よりエラータに含まれている更新済みの RPM パッケージをダウンロードします。
- パッチをインストールするには、以下のコマンドまたは同様のコマンドを実行します。
yum update
結果
RPM 形式を使用して JBoss 製品に最新の更新が適用されます。