第2章 移行の準備

2.1. 移行の準備

アプリケーションサーバーの構造が以前のバージョンと異なるため、移行ついて調査し、計画を立ててからアプリケーションを移行した方がよいでしょう。
  1. JBoss Enterprise Application Platform 6 の新機能と変更内容の確認

    本リリースには、JBoss Enterprise Application Platform 5 のアプリケーションのデプロイメントに影響する可能性がある変更が複数あります。これには、ファイルディレクトリー構造、スクリプト、デプロイメント設定、クラスローディング、JNDI ルックアップなどの変更が含まれます。詳細については、 「JBoss Enterprise Application Platform 6 の新機能と変更内容」を参照してください。
  2. スタートガイドの確認

    特に、https://access.redhat.com/site/documentation/JBoss_Enterprise_Application_Platform/ にある JBoss Enterprise Application Platform 6 向け『開発ガイド『』』の章「アプリケーションの開発『』」を参照するよう注意してください。これには以下に関する重要な情報が含まれます。
    • Java EE 6
    • 新しいモジュール形式クラスローディングシステム
    • ファイル構造の変更
    • JBoss Enterprise Application Platform 6 のダウンロードおよびインストール方法
    • JBoss Developer Studio のダウンロードおよびインストール方法
    • 各開発環境に対する Maven の設定方法
    • 製品に同梱されたクイックスタートサンプルアプリケーションのダウンロードおよび実行方法
  3. アプリケーションの分析および理解

    アプリケーションはそれぞれ異なるため、移行を開始する前に既存アプリケーションのコンポーネントやアーキテクチャーについて十分に理解する必要があります。

重要

アプリケーションを変更する前に、必ずバックアップコピーを作成するようにしてください。