11.4.10. HQL の標準化された関数
使用される基盤のデータベースに関係なく HQL で使用できる関数は次の通りです。
表11.10 HQL の標準化された関数
関数 | 説明 |
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BIT_LENGTH |
バイナリデータの長さを返します。
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CAST |
SQL キャストを実行します。キャストターゲットが使用する Hibernate マッピングタイプの名前を付けるはずです。詳細はデータタイプに関する章を参照してください。
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EXTRACT |
datetime 値で SQL の抽出を実行します。抽出により、datetime 値の一部が抽出されます (年など)。以下の省略形を参照してください。
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SECOND |
秒を抽出する抽出の省略形。
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MINUTE |
分を抽出する抽出の省略形。
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HOUR |
時間を抽出する抽出の省略形。
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DAY |
日を抽出する抽出の省略形。
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MONTH |
月を抽出する抽出の省略形。
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YEAR |
年を抽出する抽出の省略形。
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STR |
値を文字データとしてキャストする省略形。
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アプリケーション開発者は独自の関数セットを提供することもできます。通常、カスタム SQL 関数か SQL スニペットのエイリアスで表します。このような関数は、
org.hibernate.cfg.Configuration
の addSqlFunction
メソッドを使用して宣言します。