2.3. 管理コンソール

初リリースの JBoss Enterprise Application Platform 管理コンソール (admin-console) は次の管理機能を提供します。
  • Enterprise Application Platform が実行されているシステムの設定情報。
  • サービスバインディングマネージャの設定情報。
  • 次を含むエンタープライズアプリケーションのデプロイ、アンデプロイ、更新。
    • Java EE エンタープライズアプリケーション (EAR)
    • Web アプリケーション (WAR)
    • リソースアダプター (RAR)
    • Enterprise JavaBean 2 および 3 (JARs)
  • 次のリソースに対する永続的な設定変更。
    • データソース
    • 接続ファクトリ
    • JMS キューおよびトピック (JBoss Messaging を基にする)
  • 制御操作:
    • スクリプトを実行し、アプリケーションサーバーの実行されているインスタンスに対してタスクを実行する。
    • アプリケーションの停止、起動、再起動。
    • リソースの統計を表示。
    • リソースのメトリック情報を表示。
JBoss Enterprise Application Platform が提供する新しい admin-console は JMX と Web コンソールを保持しています。admin-consoleproductionallwebdefault 設定をそのままサポートします。standard サーバープロファイルに対するテストも行われていますが、デフォルトでは標準的に含まれていません。standard プロファイルで admin-console を使用する場合は、サポートされているサーバープロファイルの一つから admin-console.war をコピーします。

注記

管理コンソールは、ディストリビューションが提供する minimal 設定での使用を目的としていません。これらの設定を基にしたカスタム設定にも管理コンソールを使用しないでください。
サーバーが開始されたら、admin-console を使用してアプリケーションサーバーの管理タスクを実行することができます。admin-console を使用するには、http://${hostname}:8080/admin-console に移動します。
Admin Consoleに関する詳細は、『Admin Console クイックスタートガイド』 を参照してください。