第5章 新規インストール

5.1. 前提条件

JBoss Enterprise Application Platform 5 バイナリには、約 500MB のディスク領域が必要です。当プラットフォーム の主要要件は RAM ですが、 64 ビットデベロッパーワークステーションにてJBoss Developer Studio を使い実稼働サーバープロファイルを快適に実行するには4GB 以上が必要です。32 ビット JVM は、64 ビット JVM より少ないリソースを使用しますが、ヒープは大きくありません。2 GB およびスワップ領域を持つサーバーを使用して、テストと開発を行います。
JBoss Enterprise Application Platform には、Java JDK1.6 が必要です。

5.1.1. ハードウェア、オペレーティングシステム、JVM 要件

ハードウェア要件

JBoss Enterprise Application Platformのインストール設定ですべてのサンプルを正しく実行可能にするための最低限必要なハードウェア要件を次の表で詳細に示しています。

表5.1 最小ハードウェア要件

コンポーネント 要件
CPU 簡単なアプリケーションの場合、Intel Pentium 1 GHz 以上
ハードディスク容量 1.5 GB
システム RAM 1.5 GB
対応オペレーティングシステム

JBoss Enterprise Application Platform 5 は 認定済み JVM を使用するすべてのオペレーティングシステムでサポートされます。また、Native コンポーネントは対応オペレーティングシステムでのみサポートされています。認定済み JVM および対応オペレーティングシステムについては JBoss Support Policy をご覧ください。: http://www.jboss.com/products/platforms/application/supportedconfigurations/

5.1.2. Java 環境の設定

Enterprise Application Platform 5 には、Java 6 JDK または JRE が必要です。JDK 1.6 のインストール手順については 付録C Red Hat Enterprise Linux への Java Development Kit のインストール を参照してください。