35.2. 重複 ID キャッシュの設定
サーバーは、各アドレスに送信された
org.hornetq.core.message.impl.HDR_DUPLICATE_DETECTION_ID
プロパティーの受信された値のキャッシュを保持します。各アドレスは独自のキャッシュを持ちます。
キャッシュは循環型固定サイズキャッシュです。キャッシュの最大サイズが
n
要素の場合は、格納された n + 1
番目の ID がキャッシュ内の 0
番目の要素を上書きします。
キャッシュの最大サイズは
JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-configuration.xml
のパラメーター id-cache-size
によって設定されます。デフォルト値は 2000
(要素) です。
また、キャッシュはディスクに保持するか、保持しないように設定できます。これは、
JBOSS_DIST/jboss-as/server/PROFILE/deploy/hornetq/hornetq-configuration.xml
のパラメーター persist-id-cache
によって設定されます。これが true
に設定された場合は、各 ID が受信されたときに永久ストレージに保持されます。このパラメーターのデフォルト値は true
です。
注記
重複する ID キャッシュに対するサイズを選択する場合は、以前に送信されたメッセージが上書きされないように十分に大きなサイズに設定してください。