3.6. NamingStrategy の実装
インターフェース
org.hibernate.cfg.NamingStrategy
はデータベースオブジェクトとスキーマ要素に対して「命名基準」を指定できるようにします。
Java の識別子からデータベース識別子を自動生成するためのルールや、 マッピングファイルの「論理的な」列とテーブル名を「物理的な」テーブルと列名に処理するためのルールを提供することが可能です。 この機能により、 マッピングドキュメントの詳細度を軽減し、 不要な繰り返し (
TBL_
の接頭辞など) が発生しないようにします。 Hibernate によって使用されるデフォルトの戦略は最小限になります。
マッピングを追加する前に
Configuration.setNamingStrategy()
を呼び出して異なる戦略を指定することができます。
SessionFactory sf = new Configuration() .setNamingStrategy(ImprovedNamingStrategy.INSTANCE) .addFile("Item.hbm.xml") .addFile("Bid.hbm.xml") .buildSessionFactory();
org.hibernate.cfg.ImprovedNamingStrategy
は組み込みの戦略で、 アプリケーションによってはここから始めるとよいでしょう。