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付録B ロギング情報とレシピ
B.1. ログレベルの説明
表B.1「log4j におけるログレベルの定義」 では、 log4j の様々なログレベルが一般的にどのような意味合いを持つか一覧で表示しています。ご利用中のアプリケーションによってこれらのレベルの解釈が代わってくる場合もあります。
表B.1 log4j におけるログレベルの定義
log4j レベル | JDK レベル | 詳細 |
---|---|---|
FATAL |
アプリケーションサービスがクラッシュする可能性が高い
| |
ERROR | SEVERE |
確実に問題が存在する
|
WARN | WARNING |
問題発生の可能性は高いが、回復する可能性もある
|
INFO | INFO |
サイズの小さい詳細ロギング。若干影響はあるが問題ではない
|
DEBUG | FINE |
サイズの小さい詳細ロギング。興味を引く情報でない
|
FINER |
中サイズの詳細ロギング
| |
TRACE | FINEST |
サイズの大きい詳細ロギング
|
注記
生成する出力が多いため、ロギングレベルが詳細になると本番システムには適していません。
例B.1 特定のログレベルにログされる情報を制限
<!-- Show the evolution of the DataSource pool in the logs [inUse/Available/Max]--> <category name="org.jboss.resource.connectionmanager.JBossManagedConnectionPool"> <priority value="TRACE" class="org.jboss.logging.XLevel"></priority> </category>