31.6.2. データベース接続

データベースのパフォーマンスチューニングを行うには、 初期データベースの概念スキーマを変更し、パフォーマンスを向上します。 全体的なデータベース管理システムのパフォーマンスチューニングを行うには、 種類に関係なくハードウェア (ハードディスク、 CPU、 RAM) を効果的かつ効率的に使用し、 データベースの読み書きを向上します。
オペレーティングシステムによって設定されたリソースの制限が、 データベース管理システムを制限することもあります。 データベースの管理者は、 データベースを分析して前述の要素を考慮しながらパフォーマンスボトルネックを特定し、 ダーティバッファのディスクへの書き込み、 チェックポイント、 ログファイルロテーションなど必要なデータベース管理システムパラメータを調整します。 場合によっては、 データベースパフォーマンスの改善にハードウェアのアップグレードが必要となることもあります。
データベース接続の確立や管理はコストがかかります。 トランザクションやクエリ毎にデータベースへの新しい接続を作成し、 接続を閉じるアプリケーションはオーバーヘッドを大きく増加します。 また、 JBoss Enterprise Application Platform はデフォルトで、 要求をキャンセルし例外をスローする前に要求を 30,000 ミリ秒 (30秒) 間キューに入れるため、 接続プールが小さすぎるとアプリケーションを抑制してしまいます。
JBoss Enterprise Application Platform の deploy ディレクトリに設定できるデータソース定義に依存し、 接続プールの設定を使用することが推奨されます。 JBoss Enterprise Application Platform の接続プーリングを利用すると、 JMX コンソールより接続使用を簡単に監視し、 適切なサイズを判断することができます。 データベース管理システムに接続を監視できるツールが同梱されていることもあります。
実装されたデータベースに従い、 次のようにご利用中の設定にて deploy ディレクトリにデータソースファイルを作成するようにしてください。
$JBOSS_HOME/server/$PROFILE/deploy/
ファイル名は以下の形式でなければなりません:
<yourdatabasename>-ds.xml

注記

ファイル名の末尾が -ds.xml でないと JBoss Enterprise Application Platform はデータソースファイルとして認識しません。 例えば、 PostgreSQL データベースのデータソースファイルの名前は postgres-ds.xml とします。

注記

外部データベースのデータソース定義ファイルの例は、 <JBoss_Home>/docs/examples/jca ディレクトリにあります。