31.2.3. ハードディスク

CPU や RAM とは異なり、 ハードディスクドライブは情報やデータを保持するのに電源が不要です。 停電が発生すると、 CPU や RAM に格納された情報は損失します。 ハードディスクに格納された情報は維持されますが、 停電時に実行されていた操作の種類によっては情報が破損することがあります。
ディスクドライブは機械式のヘッドを使用してディスクのシリンダーへ情報を読み書きするため、ディスクドライブから情報を読み出し、あるいは格納するのに時間がかかります。 RAM や CPU の記憶領域へは同等の速度でアクセスできますが、 ハードディスク上では情報が格納されているディスクブロックへディスクヘッドを移動する必要があります。
ディスクの非断片化やクリーンアップなどの実行は、 ファイル読み出しやアプリケーション全体のパフォーマンスの向上を促進します。 そのため、 データの読み出しや処理を念頭に置きながらディスクストレージを注意して管理することが重要となります。 また、 できる限り最良のパフォーマンスを得るために、 オペレーティングシステムに対して適切なファイルシステムを特定する必要があります。
主な構造の違いや異なるコンピューターハードウェアで発生する問題を理解すると、 適切なハードウェアパフォーマンスやニーズに合った災害管理戦略の特定が容易になります。