第1章 Admin Console の紹介

JBoss Enterprise Application Platform のAdmin Console は、JBoss Enterprise Application Platform インスタンスのアプリケーションおよびリソースをブラウザーベースで管理するツールです。管理タスクの詳細やこれらのタスクを実行する手順など、Admin Console 機能の概要については本書を参照してください。
Admin Console の本リリースでは、以下の管理機能を提供しています。
  • Services Binding Manager の設定、管理、制御
  • Enterprise Application Platformインスタンスの情報
  • 以下のアプリケーションの設定、管理、制御
    • Java EE 企業アプリケーション (EAR)
    • Web アプリケーション (WAR)
    • リソースアダプター (RAR)
    • Enterprise JavaBean 2 および 3 (EJB)
  • 以下のリソース設定、管理、制御
    • データソース
    • 接続ファクトリ
    • JMSキューおよびトピック (JBoss Messagingベース)
Enterprise Application Platformで提供する Admin Console は、JMXや Web コンソールを保持します。Admin Console は、production、all、web、default プロファイルに含まれています。また、standard サーバープロファイルでもテスト済みです。standardプロファイルでAdmin Console を利用するには、admin-console.warをJBOSS_HOME/server/production/deploy からJBOSS_HOME/server/standard/deploy ディレクトリにコピーしてください。

注記

Admin Console はディストリビューションで提供されれているminimal 設定で利用するようには設計されていません。また、この設定に基づいたカスタム設定もAdmin Console で利用するべきではありません。