Menu Close

Cost Management への OpenShift Container Platform ソースの追加

Cost Management Service 2022

OpenShift Container Platform ソースの追加および設定方法について

概要

このガイドでは、OpenShift Container Platform ソースをCost Management に追加する方法について説明します。

第1章 Cost Management への OpenShift Container Platform ソースの追加

1.1. インストールタスクの概要

以前の Cost Management Operator を Cost Management Metrics Operator に置き換える場合も、初めてインストールする場合も、基本的なタスクは同じです。

Operator のインストール、設定、およびソース管理はすべて OpenShift Container Platform Web コンソールから実行できます。

以下のタスクを実行して Cost Management Metrics Operator をインストールし、OpenShift Container Platform で Cost Management アプリケーションの使用を開始します。

注記

OpenShift Container Platform Web コンソールから Cost Management Metrics Operator をインストールし、設定するには、クラスター管理者権限を持つアカウントを使用する必要があります。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターがインストールされている。
  • クラスター管理者権限を持つアカウントを使用して OpenShift Container Platform Web コンソールにアクセスできる。

タスクの概要

  • Cost Management Metrics Operator (costmanagement-metrics-operator) をインストールし、デフォルトのトークン認証を使用します。
  • costmanagement-metrics-operator を設定する CostManagementMetricsConfig YAML ファイルを作成します。
  • 新規インストールで Cost Management OpenShift Container Platform ソースを作成するか、既存のソースで代わりのインストールが使用されていることを確認します。
  • Cost Management Metrics Operator のインストール後に、古いコスト Operator を削除します。このタスクは、以前の Cost Management Operator がインストールされている場合にのみ必要です。

Basic 認証を使用する場合は、ユーザー名とパスワードの認証情報を保持するシークレットを設定するために、追加の手順が必要になります。

1.2. コスト Operator のインストール

OpenShift Container Platform Web コンソールから Cost Management Metrics Operator をインストールします。

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールにログインし、Operators > OperatorHub タブをクリックします。
  2. Cost Management Metrics Operator を検索し、特定します。
  3. 表示される Cost Management Metrics Operator タイルをクリックします。
  4. Install Operator ウィンドウが表示されたら、インストール用に costmanagement-metrics-operator namespace を選択する必要があります。namespace が存在しない場合、これは作成されます。
  5. Install ボタンをクリックします。
  6. しばらくすると、Project: All projects または Project: costmanagement-metrics-operatorInstalled Operators タブに Cost Management Metrics Operator が表示されます。
重要

カスタム CA 証明書を持つプロキシーが設定されている場合、この証明書を Cost Management Metrics Operator に挿入するには追加の設定が必要になります。詳細は、OpenShift Container Platform ドキュメントの カスタム CA 証明書の挿入 を参照してください。

1.3. 新規インストール用の Operator インスタンスの設定

OpenShift Container Platform Web コンソールを使用して、インストール後に costmanagement-metrics-operator インスタンスを設定します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。
  • Cost Management Metrics OperatorInstalled Operators タブに表示される。

手順

  1. インストールされた Operator の一覧にある Name の見出しの下で、Cost Management Metrics Operator リンクをクリックします。Cost Management Metrics OperatorInstalled Operators > Operator Details ウィンドウが表示されます。
  2. Details ウィンドウで、+ Create Instance をクリックします。
  3. Cost Management Metrics Operator > Create CostManagementMetricsConfig ウインドウが表示されます。
  4. YAML view ラジオボタンをクリックして、YAML 設定ファイルの内容を表示して変更します。
  5. Cost Management Metrics Operator の新しい Cost Management インスタンスを作成する際に、YAML 設定ファイルで以下の変更を加えます。
  6. YAML ファイルで以下の 2 行を見つけます。

        create_source: false
        name: INSERT-SOURCE-NAME
    1. FalseTrue に変更します。
    2. INSERT-SOURCE-NAME をソースの新しい名前に変更します。

          create_source: true
          name: my-openshift-cost-source

      注記

      INSERT-SOURCE-NAME に入力した値は、Cost Management のソースの名前です。この値は INSERT-SOURCE-NAME のままでも構いませんが、特に複数のクラスターにオペレーターをインストールする場合は、より識別しやすいものに変更することを推奨します。

  7. Create ボタンをクリックします。これらのアクションにより、console.redhat.com Cost Management アプリケーションに表示されるCost Management の新しいソースが作成されます。

1.4. 以前の Operator インスタンスの置き換え

以前の Cost Management Operator を Cost Management Metrics Operator に置き換える場合は、既存の Cost Management ソースが YAML 設定ファイルで適切に設定されていることを確認します。

重要

以前の Cost Management Operator を Cost Management Metrics Operator に置き換え、既存のソースを使用する場合は、YAML ファイルの INSERT-SOURCE-NAME が既存のソースと一致することを確認する必要があります。

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。
  • console.redhat.com にアクセスし、既存の Cost Management ソースを表示できる。

手順

  1. インストールされた Operator の一覧にある Name の見出しの下で、Cost Management Metrics Operator リンクをクリックします。Cost Management Metrics OperatorInstalled Operators > Operator Details ウィンドウが表示されます。
  2. Details ウィンドウで、+ Create Instance をクリックします。
  3. Cost Management Metrics Operator > Create CostManagementMetricsConfig ウインドウが表示されます。
  4. YAML view ラジオボタンをクリックして、CostManagementMetricsConfig YAML ファイルの内容を表示および変更します。
  5. console.redhat.com を開き、組織管理者アカウントを使用してログインします。
  6. configuration gear (Settings) をクリックします。
  7. Sources タブをクリックして既存のソースを表示します。
  8. 既存の Cost Management ソースを選択し、その名前をコピーします。
  9. CostManagementMetricsConfig YAML ファイルで、INSERT-SOURCE-NAME を、組織の Cost Management ソースからコピーしたソース名に置き換えます。

        create_source: false
        name: INSERT-SOURCE-NAME    <<<< replace this string

    create_source: false は、新規ソースを作成せず、既存のソースと一致しているため変更しません。

  10. Create ボタンをクリックします。Operator インスタンスを設定するのに追加のアクションは必要ありません。

1.5. 以前のコストオペレーターの削除

costmanagement-metrics-operator のインストール後に、以前の Cost Management Operator をアンインストールします。

Cost Management データのギャップを回避するには、costmanagement-metrics-operator がコスト管理レポートを提供することを検証しながら、以前のオペレーターを取り除く前に 24 時間から 48 時間待機します。

注記

Cost Management Metrics Operator を誤って削除した場合は、再インストールしてください。

前提条件

  • 以前の Cost Management Operator がインストールされている。
  • Cost Management Metrics Operator がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。
  • Installed Operators タブで Operator を表示できる。

手順

  1. Installed Operators 一覧で、削除する Operator を選択します。
  2. その行の Options メニュー more options をクリックします。
  3. Uninstall Operator オプションをクリックします。Operator 削除のアクションを確定します。
  4. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Administration > Custom Resource Definitions タブをクリックします。
  5. カスタムリソース定義 (CRD) を表示するウィンドウで、CostManagement CRD および cost-mgmt-operatorCostManagementData CRD、または koku-metrics-operatorKokuMetricsConfig CRD を見つけます。
  6. それぞれの CRD について、Options メニュー more optionsDelete Custom Resource Definition をクリックします。削除の動作を確定します。
  7. これらの CRD が削除されると、以前の Operator は完全にアンインストールされます。
注記

Cost Management Metrics Operator のインストール時に、CostManagementMetricsConfig CRD が Administration > Custom Resource Definitions 一覧に表示されます。

1.6. コスト Operator の確認

設定 YAML ファイルを表示して、Cost Management Operator が機能していることを確認します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにアクセスする。
  • Installed Operators タブを見つけ、表示する。

手順

  1. Installed Operators タブをクリックします。
  2. インストールされた Operator の一覧で、Cost Management Metrics Operator エントリーをクリックします。
  3. メトリクス Operator ウィンドウが開いたら、CostManagementMetricsConfig タブをクリックして設定ファイル名の一覧を表示します。
  4. 名前一覧で、設定ファイルをクリックします。デフォルトのインストールでは、ファイル名は costmanagementmetricscfg-sample です。
  5. Details ウィンドウが開いたら、YAML タブをクリックし、以下の項目を視覚的に確認します。

    1. Prometheus の設定および接続は true です。

        prometheus:
          last_query_start_time: '2021-01-25T20:59:06Z'
          last_query_success_time: '2021-01-25T20:59:06Z'
          prometheus_configured: true
          prometheus_connected: true
          service_address: 'https://thanos-querier.openshift-monitoring.svc:9091'
          skip_tls_verification: false
    2. アップロード情報には、Ingress パス、正常なアップロードおよび時間、および許可されるステータスが表示されます。

       upload:
          ingress_path: /api/ingress/v1/upload
          last_successful_upload_time: '2021-01-25T20:59:35Z'
          last_upload_status: 202 Accepted
          last_upload_time: '2021-01-25T20:59:35Z'
          upload: true
          upload_cycle: 360
          upload_wait: 28
          validate_cert: true

1.7. コスト Operator のための Basic 認証の設定

Basic 認証を使用するようにコスト Operator を設定できます。デフォルトでは、コスト Operator はトークン認証を使用します。

Basic 認証を設定する場合は、2 つの手順が必要です。

1.7.1. Basic 認証の秘密鍵/値のペアの作成

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。
  • Cost Management Metrics OperatorInstalled Operators タブに表示される。
  • console.redhat.com アカウントのユーザー名とパスワードがある。

手順

この手順では、OpenShift Container Platform Web コンソールを使用した Basic 認証の設定について説明します。

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールで、Workloads > Secrets タブをクリックします。
  2. Secrets ウィンドウで、ドロップダウンから Project:costmanagement-metrics-operator を選択します。
  3. Create > Key/Value Secret の順に選択してクリックします。
  4. Create Key/Value Secret ウィンドウで次の情報を入力し、ユーザー名キーとパスワードキー、および各キーの値を含む新しいシークレットを作成します。

    1. Secret Name フィールドにシークレットの名前を入力します。

      basic-auth-secret
    2. Key フィールドに username を入力します。

      username
    3. キー usernameValue フィールドに、認証された console.redhat.com ユーザーアカウントの実際のユーザー名を入力します。

      ユーザー名キーの値

      your_red_hat_username

    4. Add Key/Value リンクをクリックして、必要なパスワードキー名と値を追加します。
    5. Key フィールドで、password を入力します。

      password
    6. キー passwordValue フィールドに認可された console.redhat.com ユーザーアカウントの実際のパスワードを入力します。

      パスワードキーの値

      your_red_hat_password

    7. Create ボタンをクリックして、基本的な承認シークレットの作成を完了します。
    8. Create ボタンをクリックすると、シークレットのキー/値の詳細を確認できます。

      注記

      シークレットをワークロードに 追加しない でください。

1.7.2. YAML ファイルの変更

Cost Management Metrics Operator API YAML ファイルを変更して、シークレットのユーザー名およびパスワードのキー/値のペアで Basic 認証を使用します。

前提条件

  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。
  • ユーザー名およびパスワードのキー/値のペアのシークレット名を作成している。
  • Cost Management Metrics Operator がインストールされている。

手順

  1. Operators > Installed Operators タブをクリックします。
  2. Cost Management Metrics Operator が含まれる行を見つけ、Provided APIs の見出しの下にある Cost Management Metrics Operator リンクをクリックします。
  3. CostManagementMetricsConfig ウィンドウが表示されたら、Name 列に一覧表示されている設定ファイルをクリックします。

    デフォルトの名前は costmanagementmetricscfg-sample です。

  4. costmanagementmetricscfg-sample ウィンドウが表示されたら、YAML タブをクリックし、編集および表示ウィンドウを開きます。
  5. YAML ビューで以下の行を見つけます。

      authentication:
        type: token
  6. type: token を、type: basic に変更します。
  7. secret_name の新しい行を挿入します。secret_name の値を入力します。これは、以前に作成した名前です。

      authentication:
        secret_name: basic-auth-secret
        type: basic

  8. Save ボタンをクリックします。確認メッセージが表示されます。

1.8. Openshift Container Platform ソースの手動作成

直前の手順を実行する場合、OpenShift Container Platform ソースが自動作成される必要があります。ただし、ネットワークに制限があるインストールなど、console.redhat.com で OpenShift Container Platform のソースを手動で作成する必要がある状況もあります。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターがインストールされている。
  • Sources Administrator エンタイトルメントを持つ Red Hat アカウントユーザーがある。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにログインしている。

手順

  1. Cost Management から configuration gear (Settings) をクリックします。
  2. Sources をクリックします。
  3. Red Hat Sources をクリックします。
  4. Add source をクリックしてダイアログを開きます。
  5. ソースの名前を入力し、Next をクリックします。
  6. ソースタイプとして Red Hat OpenShift Container Platform タイルを選択します。
  7. アプリケーションとして cost management を選択し、Next をクリックします。
  8. OpenShift Container Platform の Web コンソールHome > Overview タブから Cluster Identifier をコピーし、Next をクリックします。
  9. 詳細を確認し、Add をクリックしてソースを作成します。

1.9. ネットワークが制限された環境でのソースの追加

OpenShift Container Platform は、インターネットにアクセスできないネットワークが制限された環境にインストールできます。

ネットワークが制限された環境で動作する OpenShift Container Platform クラスターを Cost Management ソースとして追加する手順は、以下の点で異なります。

  1. Operator Lifecycle Manager は、ローカルソースをインストールし、実行するように設定されている。
  2. costmanagement-metrics-operator は、永続ボリューム要求 (PVC) を使用して、コストレポートの CSV ファイルをローカルに保存するように設定されている。
  3. PVC に保存されるコストレポートがワークステーションにダウンロードされている。
  4. OpenShift Container Platform ソースは手動で作成されている。
  5. コストレポートは、ワークステーションから console.redhat.com にアップロードされている。

1.9.1. ネットワークが制限された環境での Cost Management Operator のインストール

ネットワークが制限された環境にインストールされている OpenShift Container Platform クラスターの場合、デフォルトで Operator Lifecycle Manager(OLM)はリモートでホストされる costmanagement-metrics-operator にアクセスできません。これらのリモートソースには完全なインターネット接続が必要であるためです。そのため、OLM はローカルソースをインストールし、実行するように設定する必要があります。

前提条件

  • OpenShift Container Platform クラスターがインストールされている。
  • ネットワークアクセスが無制限のワークステーションがある。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。

手順

  1. costmanagement-metrics-operator のローカルミラーを作成するには、ネットワークが制限された環境での Operator Lifecycle Manager の使用 の OpenShift Container Platform の手順を実行します。

    注記

    costmanagement-metrics-operator はredhat-operators カタログの registry.redhat.io/redhat/redhat-operator-index:v4.10 インデックスにあります。

    Red Hat は、ミラーリングされたレジストリーにプッシュする前にインデックスから不要なオブジェクトをプルーニングすることを推奨します。costmanagement-metrics-operator パッケージを保持するようにしてください。

  2. Open Shift Container Platform Web コンソールにログインし、Operators > Operator Hub をクリックします。
  3. Cost Management Metrics Operator を検索し、特定します。
  4. Cost Management Metrics Operator タイルをクリックします。
  5. Install Operator ウィンドウが表示されたら、インストール用に costmanagement-metrics-operator namespace を選択する必要があります。namespace が存在しない場合、これは作成されます。
  6. インストール をクリックします。

検証手順

  • しばらくすると、Project: All projects または Project: costmanagement-metrics-operatorInstalled Operators タブに Cost Management Metrics Operator が表示されます。

関連情報

1.9.2. ネットワークが制限された環境でのコスト Operator の設定

costmanagement-metrics-operator をインストールしたら、これを制限されたネットワークで実行するように設定する必要があります。

前提条件

  • costmanagement-metrics-operator がインストールされている。
  • OpenShift Container Platform Web コンソールにクラスター管理者権限でログインしている。

手順

  1. OpenShift Container Platform Web コンソールから、Operators > Installed Operators > costmanagement-metrics-operator > CostManagementMetricsConfig > Create Instance を選択します。
  2. 必要なストレージを指定します。指定されていない場合、Operator は 10Gi のストレージで costmanagement-metrics-operator-data という名前のデフォルトの永続ボリューム要求を作成します。

    注記

    costmanagement-metrics-operator が別の PVC を使用するか、または作成するように設定するには、YAML ビューvolume_claim_template 設定を更新します。

  3. YAML view を選択します。
  4. max_reports_to_store を使用して保存するレポートの最大数と、upload_cycle を使用して次のレポートが生成されるまでの時間 (分単位) を指定します。

        packaging:
          max_reports_to_store: 30
          max_size_MB: 100
        upload:
          upload_cycle: 360
    重要

    costmanagement-metrics-operator はデフォルトで 360 分 ごとに 1 つのレポートを作成します。したがって、デフォルト値の 30 レポート、360 分では、7.5 日 分のレポートが得られます。

    指定した合計数よりも多く、レポートが生成されると、ストレージにある最も古いレポートがそのレポートに置き換えられます。生成されるレポートは、PVC がなくなる前にダウンロードするようにしてください。

  5. upload_togglefalse に設定します。

        upload:
          upload_cycle: 360
          upload_toggle: false
  6. source セクションの設定を空の括弧に置き換えます。

        source: {}
  7. authentication セクションの設定を空の括弧に置き換えます。

        authentication: {}
  8. Create をクリックします。

検証手順

  1. 作成した CostManagementMetricsConfig を選択します。
  2. YAML view を選択します。
  3. レポートが packaging セクションに作成されていることを確認します。

        packaging:
          last_successful_packaging_time: `current date and time`
          max_reports_to_store: 30
          max_size_MB: 100
          number_of_reports_stored: 1
          packaged_files:
            - >-
                /tmp/costmanagement-metrics-operator-reports/upload/YYYYMMDDTHHMMSS-cost-mgmt.tar.gz
    注記

    costmanagement-metrics-operator は、設定後に初期レポートを生成します。生成されたレポートは packaged_files に一覧表示されます。

1.9.3. コストレポートのダウンロード

costmanagement-metrics-operator がネットワークが制限された環境で実行するように設定されている場合、console.redhat.com へのアップロード用にネットワークアクセスに制限がないワークステーションに一時的に保存される PVC からレポートをコピーします。

注記

デフォルト設定は、レポートを 1 週間保存します。そのため、レポートをローカルでダウンロードして console.redhat.com に毎週アップロードし、メトリクスデータの損失を防ぎます。

前提条件

  • ネットワークアクセスが無制限のワークステーションがある。
  • costmanagement-metrics-operator の PVC のレポート。

手順

  1. レポートデータが含まれる PVC に一致する claimName を使用して以下の Pod を作成します。

    kind: Pod
    apiVersion: v1
    metadata:
      name: volume-shell
      namespace: costmanagement-metrics-operator
    spec:
      volumes:
      - name: costmanagement-metrics-operator-reports
        persistentVolumeClaim:
          claimName: costmanagement-metrics-operator-data
      containers:
      - name: volume-shell
        image: busybox
        command: ['sleep', '3600']
        volumeMounts:
        - name: costmanagement-metrics-operator-reports
          mountPath: /tmp/costmanagement-metrics-operator-reports
  2. rsync を使用して、すべてのファイルを PVC からローカルフォルダーにコピーします。

    $ oc rsync volume-shell:/tmp/costmanagement-metrics-operator-reports/upload local/path/to/save/folder
  3. ファイルがコピーされたことを確認します。
  4. Pod に接続し、アップロードフォルダーの内容を削除します。

    $ oc rsh volume-shell
    $ rm /tmp/costmanagement-metrics-operator-reports/upload/*
  5. (オプション) PVC への接続に使用された Pod を削除します。

    $ oc delete -f volume-shell.yaml

関連情報

1.9.4. console.redhat.com へのコストレポートのアップロード

ローカルに保存されたコストレポートを、ネットワークが制限された環境から console.redhat.com に手動でアップロードする必要があります。

注記

デフォルト設定は、レポートを 1 週間保存します。そのため、レポートをローカルでダウンロードして console.redhat.com に毎週アップロードし、メトリクスデータの損失を防ぎます。

前提条件

  • costmanagement-metrics-operator レポートをローカルにダウンロードしておく。
  • console.redhat.com で作成したソース。「Openshift Container Platform ソースの手動作成」 を参照してください。
  • Organization Administrator エンタイトルメントを持つ Red Hat アカウントユーザー。
  • ネットワークアクセスが無制限のワークステーションがある。

手順

  • レポートを console.redhat.com にアップロードし、USERNAME および PASSWORD を console.redhat.com のログイン認証情報に置き換え、FILE_NAME はアップロードするレポートに置き換えます。

    $ curl -vvvv -F "file=@FILE_NAME.tar.gz;type=application/vnd.redhat.hccm.tar+tgz"  https://cloud.redhat.com/api/ingress/v1/upload -u USERNAME:PASS

検証手順

  1. console.redhat.com/openshift/cost-management/ から、OpenShift をクリックします。
  2. OpenShift の 詳細 ページで、クラスターの OpenShift 使用状況データがあることを確認します。

第2章 コストを管理するための次のステップ

OpenShift Container Platform および Amazon Web Services ソースを追加した後に、Cost Management は、ソースでコストデータを表示するだけでなく、プラットフォーム上で OpenShift Container Platform クラスターの実行に関連する AWS と Azure のコストと使用状況を自動的に表示します。

Cost Management の Overview ページ (cloud.redhat.com/openshift/cost-management/) では、コストデータは OpenShift および Infrastructure タブに分類されます。ここから、Perspective を使用して、コストデータのさまざまなビューを選択できます。

左側のナビゲーションメニューを使用して、サービス別のコストの追加情報を表示することもできます。

2.1. Cost Management リソースへのアクセス制限

Cost Management にソースを追加および設定したら、コストデータおよびリソースへのアクセスを制限することが推奨されます。たとえば、ユーザーがすべてのコストデータにアクセスできるようにするのではなく、プロジェクトまたは組織に固有のデータのみにアクセスできるようにすることができます。ロールベースのアクセス制御を使用すると、コスト管理レポートに含まれるリソースの可視性を制限できます。たとえば、ユーザービューを環境全体ではなく AWS ソースのみに制限することができます。

アクセスの制限の詳細は、Limiting access to cost management resources を参照してください。

2.2. ソースへのタグ付けの設定

Cost Management アプリケーションは、タグ (OpenShift ではラベル と呼ばれる) を使用してクラウドおよびインフラストラクチャーコストを追跡します。タグを調整して、リソースにフィルターをかけ、属性を付けることができます。Cost Management のタグを使用すると、コストごとにリソースを整理し、コストをクラウドインフラストラクチャーの異なる部分に割り当てることができます。

重要

タグとラベルは、ソースで直接設定することしかできません。Cost Management でアクティブ化されるタグを選択できますが、Cost Management アプリケーションでタグとラベルを編集することはできません。

以下の詳細は、Managing cost data using tagging を参照してください。

  • コストデータの表示を整理するためのタグ付けストラテジーを計画する。
  • Cost Management がタグを関連付ける方法を理解する。
  • ソースにタグおよびラベルを設定する。

2.3. コストの正確な報告のためのコストモデルの設定

コストと使用状況のデータを Cost Management に収集するようにソースを設定したら、コストモデルを設定して価格をメトリックと使用状況に関連付け、クラウドを実行するコストを微調整できます。

コストモデルは、生のコストとメトリクスを使用して、Cost Management に保存されているコストの計算を定義するために使用されるフレームワークです。コストモデルが生成するコストは、記録、分類、および特定の顧客、ビジネスユニット、またはプロジェクトに配布できます。

Cost Management の コストモデル エリアから、以下のことができます。

  • インフラストラクチャーまたは補足コストとしてコストを分類する。
  • OpenShift ノードおよびクラスターの月額コストを取得する。
  • 追加のサポートコストを考慮してマークアップを適用する。
  • コストモデルを設定する方法の詳細は、Using cost models を参照してください。

2.4. Cost Explorer を使用したコストの可視化

Cost Management の Cost Explorer では、時間軸に沿ったコストと使用情報のカスタムグラフを作成し、コストをさらに可視化して解釈することができます。

以下の詳細については、Visualizing your costs using Cost Explorer を参照してください。

  • Cost Explorer を使用して異常なイベントを特定する。
  • 時間の経過とともにコストデータがどのように変化するかを理解する。
  • コストと使用状況データのカスタムバーチャートを作成する。
  • カスタムコストデータテーブルをエクスポートする。