Cost Explorer によるコストの可視化

Cost Management Service 1-latest

Cost Explorer を使用したコストの可視化と理解

Red Hat Customer Content Services

概要

インタラクティブな Cost Explorer を使用したコストの管理方法について説明します。Cost Management は、Red Hat Insights ポートフォリオサービスの一部になります。高度な分析ツールである Red Hat Insights スイートは、運用、セキュリティー、およびビジネスへの影響を特定して優先順位を付けるのに役立ちます。

第1章 Cost Explorer の使用

Cost Management の Cost Explorer では、時間軸でコストを確認できます。Cost Explorer を使用すると、支出をフィルタリングして質問の答えを見つけたり、詳細を見たり、データの傾向を調べたりできます。

1.1. Cost Explorer について

Cost Management の Cost Explorer を使用すると、最大 90 日分のコストと使用状況の情報を含めてカスタムグラフを作成し、コストをさらに可視化して解釈することができます。

Cost Explorer を使用すると、以下を行うことができます。

  • 異常なイベントを特定する。
  • 時間の経過とともにコストデータがどのように変化するかを理解する。
  • コストと使用状況データのカスタムバーチャートを作成する。
  • カスタムコストデータファイルをエクスポートする。

図1.1 Cost Explorer のインターフェイス

すべての OpenShift グラフを使用した Cost management のコストエクスプローラー

Cost Explorer チャートの 1 本のバーは、フィルターされたオプションに対応する 1 日分のコストおよび使用状況データを表します。最も重要な 5 つのメトリクスは個別に表示され、その他のメトリクスは Others カテゴリーに分類されます。コストと使用状況データのフィルタリングの詳細については、「Cost Explorer を使用したコストデータのフィルタリング」 を参照してください。

1.1.1. OpenShift クラスター内の未割り当てリソースのコスト

未割り当てのコストを確認するには、プロジェクトごとにグループ化された OpenShift コストデータを表示します。プロジェクトごとの OpenShift コストデータを表示する場合、Platform unallocated および Worker unallocated という名前の行を使用できます。

Platform unallocated は、ワークロードの実行用に割り当てられていないプライマリーノードとインフラノードです。この場合のワークロードは、OpenShift プラットフォームまたはコントロールプレーンです。

Worker unallocated は、ユーザーのプロジェクトに割り当てられていない OpenShift ワーカーノードリソースのコストを追跡します。これにより、プロジェクトごとにグループ化された OpenShift プロジェクトの合計コストが、クラスターごとにグループ化された場合の合計コストよりも低く表示される問題も修正されます。

1.2. Cost Explorer を使用したコストデータのフィルタリング

Cost Explorer のフィルターオプションを使用して、表示されるコストデータをカスタマイズできます。

前提条件

手順

  1. Cost Explorer で、Perspective メニューから項目を選択します。たとえば、OpenShift Container Platform の累積コストを表示するには、All OpenShift Cost を選択します。
  2. グループ化を選択します。クラウドプロバイダーに応じて、プロジェクトノードクラスター、または タグ ごとにグループ化できます。
  3. 必要に応じて、1 つまたは複数の ProjectsNodesClusters、または Tag を名前で指定します。
  4. Last 90 days を選択して、過去 90 日間のコストデータを表示します。
  5. 他のパースペクティブやグループ分けに対して、これらの手順を繰り返すことで、コストをより深く理解できます。

次のステップ

データをフィルタリングした後、CSV ファイルにエクスポートすることができます。詳細は、「コストデータのエクスポート」 を参照してください。

1.2.1. ROSA のコストの追跡

Cost Explorer を使用して、Red Hat OpenShift Service on AWS (ROSA) に関連する経費を追跡できます。ROSA に関連するコストを見つけるには、Cost Explorer でコストをフィルターし、サービスごとにグループ化して表示します。

Cost Explorer または AWS の詳細ページで、サービスごとにグループ化し、仮想マシンライセンスを検索することで、Amazon Webservice Filtered by OpenShift ビューの ROSA コストを表示します。

手順

  1. Cost Management で、Cost Explorer ページに移動します。
  2. Cost Explorer ページの Perspective メニューで、Amazon Web Services filtered by OpenShift を選択します。
  3. Group by フィールドで Service を選択します。
  4. 表示された結果で、Red Hat OpenShift Service on AWS を見つけます。

次のステップ

データをフィルタリングした後、CSV ファイルにエクスポートできます。詳細は、「コストデータのエクスポート」 を参照してください。

1.2.2. OpenShift での ARO コストの追跡

OpenShift for Microsoft Azure のコストを計算するときに、Microsoft Azure Red Hat OpenShift (ARO) に関連する経費を追跡できます。ARO に関連するコストを見つけるには、Cost Explorer でコストをフィルターし、サービスごとにグループ化して表示します。

全体的なサービスコストには、基盤となるノード上のすべての仮想マシンのライセンス料金が含まれます。たとえば、ノードで Red Hat Enterprise Linux も実行されている場合、ARO の実行にかかる特定のコストが含まれます。

手順

  1. Cost Management で、Cost Explorer ページに移動します。
  2. Cost Explorer ページの Perspective メニューで、Microsoft Azure filtered by OpenShift を選択します。
  3. Group by フィールドで Service を選択します。
  4. 表示された結果で、仮想マシンのライセンスを検索します。サービスコストには、各ノードの仮想マシンのライセンス料金がすべて含まれます。

次のステップ

データをフィルタリングした後、CSV ファイルにエクスポートできます。詳細は、「コストデータのエクスポート」 を参照してください。

1.3. コストデータのエクスポート

Cost Explorer を使用して、カスタマイズされたコストデータの CSV ファイルをローカルワークステーションにエクスポートします。これらのファイルには、必要なレポートツールに適用できるコストデータの詳細情報が含まれます。

前提条件

手順

  1. Cost Explorer アプリケーションに移動します。
  2. Cost Explorer のフィルターオプションを使用して、必要な情報を作成します。
  3. Cost Explorer グラフの下に表示されるリストで、エクスポートする項目を選択します。
  4. Export Export ボタンをクリックします。
  5. Generate and Download をクリックします。

    CSV ファイルがローカルシステムにダウンロードされます。

Red Hat ドキュメントへのフィードバック (英語のみ)

エラーを見つけた場合、またはこれらのガイドラインの改善方法に関する案がある場合は、Cost Management Jira ボード で JIRA Issue を作成し、ドキュメント ラベルを追加してください。

フィードバックをお待ちしております。

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