エンタープライズ環境への Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform のデプロイメント
法律上の通知
概要
- 1. はじめに
- 2. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストール
- 3. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の設定
- 4. ホストの設定
- 5. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform のプロビジョニング
- A. 改訂履歴
第1章 はじめに
1.1. 概要
- 完全に分散されたオブジェクトストレージ
- 永続的なブロックレベルのストレージ
- 仮想マシンのプロビジョニングエンジンおよびイメージストレージ
- 認証および認可メカニズム
- 統合されたネットワーク
- ユーザーおよび管理用の Web ブラウザーベースの GUI
1.2. アーキテクチャー
keystone.conf という設定ファイルがあります。
表1.1 サービス
| サービス | コード名 | 説明 | |
|---|---|---|---|
| Dashboard | Horizon |
OpenStack の各種サービスを管理するための Web ベースのダッシュボード
|
| Identity | Keystone | 他のサービスに認証および認可サービスを提供し、ユーザー/テナント/ロールを管理する、集中型のアイデンティティーサービス |
| OpenStack Networking | Neutron | 他の OpenStack サービスのインターフェース間の接続性を提供するネットワークサービス |
| Block Storage | Cinder | 仮想マシン用の永続的な Block Storage ボリュームを管理するサービス |
| Compute | Nova | ハイパーバイザーノードで実行されている仮想マシンの管理とプロビジョニングを行うサービス |
| Image | Glance | 仮想マシンイメージや Cinder のスナップショットなどのリソースを格納するレジストリサービス |
| Object Storage | Swift | ユーザーがファイル (任意のデータ) を保管したり、取得したりできるオブジェクトストレージを提供するサービス |
|
Telemetry
| Ceilometer | クラウドリソースの測定を提供するサービス |
|
Orchestration
| Heat | リソーススタックの自動作成をサポートする、テンプレートベースのオーケストレーションエンジンを提供するサービス |
glance-api および glance-registry Linux サービスが MariaDB データベースとともに Image Service を実装します。
1.3. サービスの詳細
1.3.1. Dashboard Service の概要
表1.2 Dashboard Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
openstack-dashboard
|
任意の Web ブラウザーを使用してダッシュボードへのアクセスを提供する、Django (Python) Web アプリケーション
|
|
Apache HTTP サーバー (
httpd サービス)
|
アプリケーションのホスティング
|
1.3.2. Identity Service の概要
adminURL: このサービスの管理エンドポイントの URL。ここには Identity Service のみが publicURL とは異なる値を使用する可能性があります。その他のサービスは同じ値を使用します。internalURL: このサービスの内部用エンドポイントの URL (通常はpublicURLと同じ)。publicURL: このサービスのパブリックエンドポイントの URL。region: このサービスが配置されるリージョン。リージョンが指定されていない場合には、デフォルトで「RegionOne」の場所が使用されます。
- ユーザー: 情報 (名前やパスワードなど) が関連付けられています。カスタムのユーザーに加え、カタログ化された各サービスごとにユーザーを定義する必要があります (例: Image Service 用の「glance」ユーザーなど)。
- テナント: 通常は、ユーザーのグループ、プロジェクト、または組織です。
- ロール: ユーザーのパーミッションを決定するロールです。
1.3.3. OpenStack Networking Service の概要
- ユーザーは、ネットワークの作成やトラフィックの制御を行ったり、サーバーおよびデバイスを単一または複数のネットワークに接続したりすることができます。
- OpenStack は、管理者がボリュームとテナンシーに合わせてネットワークモデルを変更できるように、柔軟性の高いネットワークモデルを提供しています。
- IP アドレスは、専用または Floating IP を使用することができます。Floating IP により、トラフィックの動的な再ルーティングが可能となります。
表1.4 Networking Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
neutron-server
|
ユーザー要求の管理 (および API の公開) を行う Python デーモン。ネットワークメカニズムの特定のセットを使用して OpenStack Networking API 操作を実装するプラグインで設定します。プラグインには、幅広い選択肢があります。たとえば、
openvswitch および linuxbridge のプラグインは、ネイティブの Linux ネットワークメカニズムを活用する一方、その他のプラグインは外部デバイスまたは SDN コントローラーと連動します。
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|
neutron-l3-agent
|
L3/NAT 転送を提供するエージェント
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neutron-*-agent
|
各ノード上で稼働し、そのノードの仮想マシンとネットワークサービスのローカルネットワーク設定を行うプラグインエージェント
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|
neutron-dhcp-agent
|
テナントネットワークに対して DHCP サービスを提供するエージェント
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|
RabbitMQ サーバー (
rabbitmq-server)
|
AMQP メッセージキューを提供します。このサーバー (Block Storage でも使用) は、キュー、分散、セキュリティ、管理、クラスタリング、フェデレーションなど OpenStack のトランザクション管理を処理します。メッセージングは、OpenStack デプロイメントがスケーリングされて、サービスが複数のマシンで実行されている場合に特に重要となります。
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|
データベース
|
永続ストレージを提供します。
|
1.3.4. Block Storage Service の概要
- ボリュームの作成、一覧表示、削除
- スナップショットの作成、一覧表示、削除
- 実行中の仮想マシンへのボリュームの接続/切断
表1.5 Block Storage Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
openstack-cinder-volume
|
オンデマンドで仮想マシンのストレージを分割します。ストレージプロバイダーとの対話用に複数のドライバーが含まれています。
|
|
openstack-cinder-api
|
要求に応答して処理し、メッセージキューに配置します。
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|
openstack-cinder-backup
|
Block Storage ボリュームを外部ストレージリポジトリにバックアップする機能を提供します。
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|
openstack-cinder-scheduler
|
タスクをキューに割り当て、プロビジョニングするボリュームサーバーを決定します。
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|
データベース
|
状態の情報を提供します。
|
|
RabbitMQ サーバー (
rabbitmq-server)
|
AMQP メッセージキューを提供します。このサーバー (Block Storage でも使用) は、キュー、分散、セキュリティ、管理、クラスタリング、フェデレーションなど OpenStack のトランザクション管理を処理します。メッセージングは、OpenStack デプロイメントがスケーリングされて、サービスが複数のマシンで実行されている場合に特に重要となります。
|
1.3.5. Compute Service の概要
表1.6 クラウドの分離方法
| 概念 | 説明 |
|---|---|
|
リージョン
|
Identity Service にカタログ化されている各サービスは、そのリージョンによって特定されます。リージョンは通常、地理的な場所およびそのエンドポイントを示します。複数の Compute デプロイメントを使用するクラウドでは、リージョンによりサービスを個別に分離することが可能となります。これは、Compute がインストールされた複数のシステム間でインフラストラクチャーを共有する強固な方法であるとともに、高度の耐障害性を実現します。
|
|
セル
|
1 つのクラウドに属する複数のコンピュートホストを、(大規模なデプロイメントや地理的に分散されたインストールを処理する目的で) セルと呼ばれるグループに分割することができます。セルは木構造に構成されます。最上位 (「API セル」) は
nova-api サービスを実行しますが、nova-compute サービスは実行しません。これに対して、各子セルは、標準インストールに実装されるその他の一般的な nova-* サービスをすべて実行しますが、nova-api サービスは例外となります。各セルには独自のメッセージキューやデータベースサービスがあり、API セルと子セルの間の通信を管理する nova-cells も実行します。
これは、以下のような利点をもたらします。
|
|
ホストアグリゲートとアベイラビリティゾーン
|
単一の Compute デプロイメントを論理グループに分割することができます (たとえば、ストレージやネットワークなどの共通リソースを共有するグループ、信頼されたコンピューティングハードウェアなどの特別なプロパティを指定したグループ、といった複数のホストグループへの分割)。
ユーザーの種類により、表示内容が以下のように異なります。
アグリゲートまたはゾーンは、以下の目的に使用できます。
|
表1.7 Compute Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
openstack-nova-api
|
Compute Service への要求を処理し、アクセスを提供します (インスタンスの起動など)。
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|
openstack-nova-cert
|
証明書マネージャーを提供します。
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openstack-nova-compute
|
仮想インスタンスを作成、終了します。ハイパーバイザーと対話して新規インスタンスを起動し、Compute データベースで状態が保持されるようにします。
|
|
openstack-nova-conductor
|
コンピュートノードに対してデータベースアクセスのサポートを提供します (それによって、セキュリティリスクを軽減)。
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|
openstack-nova-consoleauth
|
コンソールの認証を処理します。
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|
openstack-nova-network
|
Compute ネットワークトラフィック (プライベートとパブリックアクセスの両方) を処理します。新規仮想インスタンスへの IP アドレスの割り当てやセキュリティグループルールの実装などのタスクを処理します。
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openstack-nova-novncproxy
|
ブラウザー用の VNC プロキシを提供します (仮想マシンにアクセスするための VNC コンソールを有効にします)。
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|
openstack-nova-scheduler
|
新規仮想マシンの要求を正しいノードにディスパッチします。
|
|
RabbitMQ サーバー (
rabbitmq-server)
|
AMQP メッセージキューを提供します。このサーバー (Block Storage でも使用) は、キュー、分散、セキュリティ、管理、クラスタリング、フェデレーションなど OpenStack のトランザクション管理を処理します。メッセージングは、OpenStack デプロイメントがスケーリングされて、サービスが複数のマシンで実行されている場合に特に重要となります。
|
|
libvirtd
|
ハイパーバイザー用のドライバー。仮想マシンを作成できるようにします。
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|
KVM Linux ハイパーバイザー
|
仮想マシンを作成して、ノード間のライブマイグレーションを可能にします。
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データベース
|
構築時および実行時のインフラストラクチャーの状態を提供します。
|
1.3.6. Image Service の概要
- raw (非構造化形式)
- aki/ami/ari (Amazon Kernel、ramdisk、またはマシンイメージ)
- iso (光学ディスク用のアーカイブ形式。例: CD)
- qcow2 (Qemu/KVM。Copy on Write をサポート)
- vhd (Hyper-V。VMware、Xen、Microsoft、VirtualBox その他の仮想マシンモニターで一般的。)
- vdi (Qemu/VirtualBox)
- vmdk (VMware)
- bare (メタデータは含まれない)
- ovf (OVF 形式)
- aki/ami/ari (Amazon Kernel、ramdisk、またはマシンイメージ)
表1.8 Image Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
openstack-glance-api
|
要求とイメージのデリバリを処理します (ストレージバックエンドと対話して取得と保管を行います)。レジストリを使用してイメージの情報を取得します (レジストリサービスには絶対に直接アクセスされません。また決して直接アクセスすべきではありません)。
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|
openstack-glance-registry
|
各イメージに関連付けられた全メタデータを管理します。
|
|
データベース
|
イメージのメタデータを保管します。
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|
RabbitMQ サーバー (
rabbitmq-server)
|
AMQP メッセージキューを提供します。このサーバー (Block Storage でも使用) は、キュー、分散、セキュリティ、管理、クラスタリング、フェデレーションなど OpenStack のトランザクション管理を処理します。メッセージングは、OpenStack デプロイメントがスケーリングされて、サービスが複数のマシンで実行されている場合に特に重要となります。
|
1.3.7. Object Storage Service の概要
- ストレージのレプリカ: 障害発生時にオブジェクトの状態を保つために使用します。最低でも 3 つ以上のレプリカが推奨されます。
- ストレージゾーン: レプリカのホストに使用します。ゾーンを使用することで、任意のオブジェクトの各レプリカが個別に格納されるようにします。ゾーンは、個別のディスクドライブ、アレイ、サーバー、ラック内の全サーバーやデータセンター全体を指すこともあります。
- ストレージリージョン: 実質的には、1 つの場所を共有するゾーンのグループです。たとえば、通常は同じ地理的地域に設置されたサーバーやサーバーファームなどをリージョンとすることができます。リージョンには、Object Storage Service をインストールしたシステムごとに個別の API エンドポイントがあり、サービスを分離することができます。
表1.9 Object Storage Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
openstack-swift-proxy
|
パブリック API の公開や認証を行います。また、要求を処理して、それらを適宜ルーティングする役割を果たします。オブジェクトは (スプールされるのではなく) プロキシサーバーを経由してユーザーにストリーミングされます。
|
|
openstack-swift-object
|
オブジェクトを保管、取得、削除します。
|
|
openstack-swift-account
|
アカウントデータベースを使用してコンテナーをリストする役割を果たします。
|
|
openstack-swift-container
|
コンテナーデータベースを使用して、オブジェクトのリストを処理します (特定のコンテナーにどのオブジェクトが入っているか)。
|
|
リングファイル
|
全ストレージデバイスの詳細が含まれており、特定のデータがどこに保管されているかを (保存したエンティティの名前を物理的な場所にマッピングして) 推測するのに使用されます。プロジェクト、アカウント、コンテナーサーバーごとにファイルが 1 つ作成されます。
|
|
アカウントデータベース
|
アカウントデータを保管します。
|
|
コンテナーデータベース
|
コンテナーデータを保管します。
|
|
ext4 または XFS のファイルシステム
|
オブジェクトストレージに使用します。
|
|
ハウスキーピングプロセス
|
複製、監査、更新プロセス
|
1.3.8. Telemetry Service の概要
表1.10 Telemetry Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
ceilometer-agent-compute
|
各コンピュートノードで実行してリソース使用状況統計をポーリングするエージェント。
|
|
ceilometer-agent-central
|
中央管理サーバーで実行してインスタンスまたはコンピュートノードに関連付けられていないリソースの使用状況統計をポーリングするエージェント。
|
|
ceilometer-collector
|
1 台または複数の中央管理サーバーで実行してメッセージキューを監視するエージェント。通知メッセージは処理され、Telemetry メッセージに変換後、適切なトピックを使用してメッセージバスに送り返されます。Telemetry メッセージは変更されることなくデータストアに書き込まれます。
|
|
MongoDB データベース
|
コレクターエージェントから収集した使用状況データ用。このデータベースにアクセスできるのはコレクターエージェントと API サーバーのみです。
|
|
API サーバー
|
1 台または複数の中央管理サーバーで実行して、データベース内のデータへのアクセスを提供します。
|
|
RabbitMQ サーバー (
rabbitmq-server)
|
AMQP メッセージキューを提供します。このサーバー (Block Storage でも使用) は、キュー、分散、セキュリティ、管理、クラスタリング、フェデレーションなど OpenStack のトランザクション管理を処理します。メッセージングは、OpenStack デプロイメントがスケーリングされて、サービスが複数のマシンで実行されている場合に特に重要となります。
|
- 各
nova-computeノードにはceilometer-computeエージェントがデプロイされ、稼働している必要があります。 ceilometer-apiサービスを実行するノードではすべて、適切なアクセスを許可するようにファイアウォールルールを設定する必要があります。- 現在、
ceilometer-central-agentの水平スケールはできないため、このサービスの単一のインスタンスのみが常時稼働している必要があります。 ceilometer-alarm-evaluatorサービスの場合と同様に、エージェント内の全通信は、ceilometer-apiサービスに対する AMQP 呼び出しまたは REST 呼び出しのいずれかをベースとしているので、追加の Telemetry エージェントを配置する場所を選択することができます。
1.3.9. Orchestration Service の概要
- 単一のテンプレートで配下の全サービス API に対するアクセスを提供します。
- テンプレートはモジュール式です (リソース指向)。
- テンプレートは再帰的に定義することができるので、再利用が可能です (ネストされたスタック)。これは、クラウドインフラストラクチャーをモジュール式に定義/再利用できることを意味します。
- リソースの実装はプラグ可能なので、カスタムリソースが可能となります。
- 自動スケーリング機能 (使用率に応じてリソースを自動で追加/削除)
- 基本的な高可用性機能
表1.11 Orchestration Service のコンポーネント
| コンポーネント | 説明 |
|---|---|
|
heat
|
heat-api と通信して、AWS CloudFormation API を実行する CLI ツール
|
|
heat-api
|
RPC を介して heat-engine に送信することによって API 要求を 処理する OpenStack ネイティブの REST API
|
|
heat-api-cfn
|
AWS CloudFormation と互換性のある AWS-Query API を提供します。API 要求は、RPC を介して heat-engine に送信することによって処理します。
|
|
heat-engine
|
テンプレートの起動のオーケストレーションを行い、API コンシューマーにイベントを返します。
|
|
heat-api-cloudwatch
|
Orchestration Service を対象とするモニタリング (メトリックの収集) を提供します。
|
|
heat-cfntools
|
ヘルパースクリプトのパッケージ (例: メタデータへの更新を処理し、カスタムフックを実行する cfn-hup)
|
注記
heat-cfntools パッケージは、heat によって Compute サーバーに起動されるイメージにのみインストールされます。
1.4. デプロイメントのツールおよびメソッド
1.5. サポートされている仮想マシンのオペレーティングシステム
第2章 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストール
2.1. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer について
警告
重要
2.2. 機能
- 簡素化されたユーザーインターフェース
- 強化されたデプロイメントパラメーターの収集メソッド
- LiveCD インストールオプション
- Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform の高可用性環境のデプロイメント
- 複雑なデプロイメントのオーケストレーションおよび順序付け
- Foreman および Puppet を使用したデプロイメントの実行
- ステージデプロイメントを完全に自動化する、新規 DynFlow Foreman ワークフローエンジン
- ベアメタルホストの自動検出
2.3. サポートされているデプロイメントオプション
- 高可用性/非高可用性のコントローラーノードおよびコンピュートノード
- Neutron または Nova Networking
- RabbitMQ または Qpid メッセージングプロバイダー
- Red Hat Enterprise Linux 7.0 上の Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform
- サービスへの一貫したパスワードの割り当てまたは、任意パスワードの割り当て
2.4. インストール
2.4.1. 環境要件
- OpenStack コンポーネントのデプロイ先の物理マシンまたは仮想マシンでアクセス可能なプライベートネットワーク。DHCP、DNS、PXE などのサービスは、Red Hat Enterprise Linux と干渉する可能性があるため、これらのサービスは当ネットワーク上では無効にする必要があります。
- Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストール先となる Red Hat Enterprise Linux 6.5 を実行するマシン。本書は、このマシンに Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer をインストールする方法を説明します。このマシンには、少なくとも 4GB のメモリーが必要です。
重要
Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer をインストールするマシンには、以下の要件を満たす完全修飾ドメイン名を指定する必要があります。- プロビジョニングするネットワークのドメインと一致すること
- (リソースのコンフリクトを防ぐため) 既存のドメインと矛盾しないこと
- プライベートネットワークのメンバーで、ルーターまたはゲートウェイの役割を果たすことができる外部ネットワークへアクセス可能なマシン。必要に応じて、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer をインストールするマシンは、この機能を実行できるようにします。
- 全マシン上での Red Hat Enterprise Linux および Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform のリポジトリへのアクセス
2.4.2. ファイアウォールの要件
注記
rhel-osp-installer コマンドにより、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースをインストールするプロセスの一部として、ファイアウォールが設定されます。この際、ユーザーからの入力や操作は必要ありません。
表2.1 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のファイアウォール要件
| ポート | プロトコル | サービス | 目的 |
|---|---|---|---|
| 22 | TCP | SSH | Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプライベートネットワーク上にある他のマシンへ接続します。 |
| 53 | TCP、UDP | DNS | Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプライベートネットワーク上にあるマシンのホスト名およびアドレスを解決します。 |
| 67 | TCP | DHCP | Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプライベートネットワーク上のマシンに IP アドレスを割り当てます。 |
| 69 | TCP | TFTP | Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer プライベートネットワーク上にあるマシンの PXE ブートを有効にします。 |
| 80、443 | TCP | HTTP、HTTPS | Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースをホストする Apache Web サーバー |
| 8140 | TCP | Puppet | Puppet クライアントと Puppet マスターの間で通信します。 |
2.4.3. 必須チャンネルおよびリポジトリの設定
Red Hat Enterprise Linux 6 Server、RHEL OpenStack Platform Installer for Server 6、Red Hat Software Collections RPMs for Red Hat Enterprise Linux 6 Server チャンネルを有効にする必要があります。
手順2.1 必須チャンネルおよびリポジトリの設定
- お使いのシステムで利用可能なサブスクリプションプールを一覧表示します。
#subscription-manager list --available - 以下のコマンドを実行して、お使いのシステムにサブスクリプションをアタッチします。その際、pool_id は、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のエンタイトルメントを含むプールの ID で置き換えてください。
#subscription-manager attach --pool=pool_id - 必須リポジトリを有効にします。
#subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-rpms#subscription-manager repos --enable=rhel-6-server-openstack-foreman-rpms#subscription-manager repos --enable=rhel-server-rhscl-6-rpms
2.4.4. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer パッケージのインストール
rhel-osp-installer コマンドを提供します。
手順2.2 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer パッケージのインストール
- 全パッケージを最新の状態にします。
#yum update - rhel-osp-installer パッケージをインストールします。
#yum install rhel-osp-installer
rhel-osp-installer で Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer Web ユーザーインターフェースをインストールできるようになりました。
2.4.5. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストール
rhel-osp-installer コマンドを実行して、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Web ユーザーインターフェースをインストールし、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer を使用して Red Hat Enterprise Linux 7.0 に Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform 5.0 をプロビジョニングするためのコアパラメーターを設定します。
注記
rhel-osp-installer コマンドは自動的に、必要な SELinux パーミッションを設定し、既存のファイアウォールルールを確保しつつ、必須のファイアウォールルールを iptables に追加します。
手順2.3 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストール
インストールの開始
rhel-osp-installerコマンドを実行します。#rhel-osp-installerプロビジョニングするネットワークインターフェースの選択
プロビジョニングに使用するネットワークインターフェースに該当する番号を入力して、Enter を押します。Please select NIC on which you want Foreman provisioning enabled: 1. eth1 2. eth0 ?
ネットワークの設定
値を変更するオプションの番号を入力してから1を入力し、Enter を押してこれらの設定値で次に進みます。Networking setup: Network interface: 'eth1' IP address: 'XX.XX.XX.XX' Network mask: 'XX.XX.XX.XX' Network address: 'XX.XX.XX.XX' Host Gateway: 'XX.XX.XX.XX' DHCP range start: 'XX.XX.XX.XX' DHCP range end: 'XX.XX.XX.XX' DHCP Gateway: 'XX.XX.XX.XX' DNS forwarder: 'XX.XX.XX.XX' Domain: 'mydomain.example.com' Foreman URL: 'https://host.mydomain.example.com' NTP sync host: '0.rhel.pool.ntp.org' Configure networking on this machine: ✓ Configure firewall on this machine: ✓ The installer can configure the networking and firewall rules on this machine with the above configuration. Default values are populated from the this machine's existing networking configuration. If you DO NOT want to configure networking please set 'Configure networking on this machine' to No before proceeding. Do this by selecting option 'Do not configure networking' from the list below. How would you like to proceed?: 1. Proceed with the above values 2. Change Network interface 3. Change IP address 4. Change Network mask 5. Change Network address 6. Change Host Gateway 7. Change DHCP range start 8. Change DHCP range end 9. Change DHCP Gateway 10. Change DNS forwarder 11. Change Domain 12. Change Foreman URL 13. Change NTP sync host 14. Do not configure networking 15. Do not configure firewall 16. Cancel Installation重要
ドメインの名前は、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストールする先のマシンの完全修飾ドメイン名と一致する必要があります。クライアントの認証設定
値を変更するオプションの番号を入力してから1を入力し、Enter を押してこれらの設定値で次に進みます。Configure client authentication SSH public key: '' Root Password: '**********' Please set a default root password for newly provisioned machines. If you choose not to set a password, it will be generated randomly. The password must be a minimum of 8 characters. You can also set a public ssh key which will be deployed to newly provisioned machines. How would you like to proceed?: 1. Proceed with the above values 2. Change SSH public key 3. Change Root Password 4. Display root passwordインストールメディアの設定
オプションで、プロビジョニングに使用するインストールメディアを設定します。値を変更するオプションの番号を入力してから2を入力し、Enter を押してこれらの設定値で次に進みます。Now you should configure installation media which will be used for provisioning. Enter the number that corresponds to an option to change the value for that option, then enter
1and press Enter to proceed with the configured values: Note that if you don't configure it properly, host provisioning won't work until you configure installation media manually. Enter RHEL repo path: 1. Set RHEL repo path (http or https URL): http:// 2. Proceed with configuration 3. Skip this step (provisioning won't work)重要
このステップでインストールメディアを設定しない場合、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースでインストールメディアのエントリを手動で設定しない限り、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform をデプロイすることはできません。Subscription Manager の詳細設定
オプションで、Subscription Manager のアカウントの認証情報を指定します。値を変更するオプションの番号を入力してから5を入力し、Enter を押してこれらの設定値で次に進みます。Enter your subscription manager credentials: 1. Subscription manager username: 2. Subscription manager password: 3. Comma separated repositories: rhel-7-server-openstack-5.0-rpms 4. Subscription manager pool (optional): 5. Proceed with configuration 6. Skip this step (provisioning won't subscribe your machines)
重要
このステップで Subscription Manager のアカウントの詳細を指定しない場合は、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースで、必要な情報を入力してオペレーティングシステムのエントリを手動で設定しない限り、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform をデプロイすることはできません。完了
インストールが完了し、以下の出力が表示されます。Success! * Foreman is running at https://host.mydomain.example.com Default credentials are 'admin:changeme' * Foreman Proxy is running at https://host.mydomain.example.com:8443 * Puppetmaster is running at port 8140 The full log is at /var/log/foreman-installer/foreman-installer.log重要
デフォルトでは、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer はadminという名前と、changemeというパスワードが指定された管理ユーザーアカウントが作成されます。このパスワードは、インストール完了直後に変更することを強く推奨します。
第3章 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の設定
3.1. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の設定について
重要
3.2. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースへのログイン
注記
admin で、パスワードが changeme のデフォルトの管理者ユーザーアカウントを使用する必要があります。
手順3.1 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースへのログイン
- Web ブラウザーで、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Installer のインストール完了時に提示された URL に移動します。デフォルトでは、この URL は以下の形式を取ります。
- ユーザー名 のテキストフィールドにはユーザー名を、パスワード のテキストフィールドにはパスワードを入力してください。
- ボタンをクリックします。
3.3. パスワードの変更
手順3.2 パスワードの変更
- → をクリックして、Edit User ウィンドウを表示します。
- Password テキストフィールドに新しいパスワードを入力し、再度 Verify テキストフィールドにも入力します。
- をクリックします。
3.4. インストールメディア
3.4.1. インストールメディア: 概要
注記
3.4.2. インストールメディアのエントリの作成
重要
手順3.3 インストールメディアのエントリの作成
- このプロビジョニングシステムの Web ユーザーインターフェースから → をクリックして Installation Media のページを表示します。
- をクリックして、新しいメディアのページを表示します。
- Name テキストフィールドで、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェース内で使用するメディアの名前を入力します。
- Path テキストフィールドには、URL またはネットワークベースのインストールを行う際に使用するファイルが含まれる NFS シェアへのパスを入力します。以下の変数は、複数の異なるシステムアーキテクチャーやバージョンを表すためのパスの中で使用することができます。
$arch- システムアーキテクチャー (例:
x86_64) $version- オペレーティングシステムのバージョン (例:
6.5) $major- オペレーティングシステムのメジャーバージョン (例:
6) $minor- オペレーティングシステムのマイナーバージョン (例:
4)
- Operating system family ドロップダウンメニューから、インストールメディアが含まれるオペレーティングシステムファミリーを選択します。
- をクリックします。
3.4.3. インストールメディアのエントリの削除
手順3.4 インストールメディアのエントリの削除
- → をクリックして Installation Media のページを表示します。
- 削除するインストールメディアのエントリの ボタンをクリックします。
- プロンプトが表示されたら をクリックします。
3.5. オペレーティングシステム
3.5.1. オペレーティングシステム: 概要
注記
rhel-osp-installer コマンドは、インストールプロセスで入力した Subscription Manager のアカウントの詳細が含まれる Red Hat Enterprise Linux 6.5 と Red Hat Enterprise Linux 7.0 のオペレーティングシステムのエントリを作成します。これらのオペレーティングシステムのエントリは、必要に応じて編集することができます。
3.5.2. Subscription Manager パラメーターの値の更新
注記
手順3.5 Subscription Manager パラメーターの値の更新
- → をクリックして Operating systems ページを表示します。
RedHat 7.0をクリックして、Red Hat Enterprise Linux 7.0 オペレーティングシステムのエントリの詳細ページを表示します。- Parameters タブをクリックします。
- 各パラメーターのテキストフィールドを使用してパラメーターの値を更新します。
- をクリックします。
3.5.3. Subscription Manager アカウントの詳細設定
表3.1 Subscription Manager パラメーター
| パラメーター | 説明 | ||
|---|---|---|---|
subscription_manager | Subscription Manager を使用するかどうか。許容値は true または false です。 | ||
subscription_manager_password | Subscription Manager アカウントのパスワード | ||
subscription_manager_repos | リポジトリの詳細が指定されたオペレーティングシステムのエントリを基にプロビジョニングするマシンで有効にするコンマ区切りのリポジトリ一覧 | ||
subscription_manager_pool | リポジトリの詳細が指定されたオペレーティングシステムのエントリを基にプロビジョニングするマシンにアタッチするプール ID。単一のプール ID しか指定できません。 | ||
subscription_manager_username | Subscription Manager アカウントのユーザー名 | ||
http-proxy | IP アドレスまたは HTTP プロキシの完全修飾ドメイン名 | ||
http-proxy-port | HTTP プロキシに接続するポート | ||
http-proxy-user | HTTP プロキシで認証するユーザー名 | ||
http-proxy-password | HTTP プロキシで認証するパスワード |
3.5.4. オペレーティングシステムのエントリの削除
手順3.6 オペレーティングシステムのエントリの削除
- → をクリックして Operating systems ページを表示します。
- 削除するオペレーティングシステムのエントリの ボタンをクリックします。
- プロンプトが表示されたら をクリックします。
3.6. パーティションテーブル
3.6.1. パーティションテーブル: 概要
注記
Kickstart default です。このパーティションテーブルは、プロビジョニングされるマシンで最初に使用可能なディスクのみを使用します。複数のディスクを使用する高度な設定の場合は、手動で設定する必要があります。
3.6.2. パーティションテーブルのエントリの作成
手順3.7 パーティションテーブルのエントリの作成
- → をクリックして Partition Tables ページを表示します。
- をクリックして、新しいパーティションページを表示します。
- Name テキストフィールドで、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェース内で使用するメディアの名前を入力します。
- Layout テキストエリアに、ディスクパーティションのレイアウトを入力します。
注記
レイアウトのフォーマットは、パーティションテーブルを適用する、対象のオペレーティングシステムと一致する必要があります。Red Hat Enterprise Linux 6.5 および Red Hat Enterprise Linux 7.0 のレイアウトはキックスタートファイルのレイアウトと一致する必要があります。 - Os family ドロップダウンメニューから、パーティションテーブルを適用するオペレーティングシステムファミリーを選択します。
- をクリックします。
3.6.3. パーティションテーブルのエントリの削除
手順3.8 パーティションテーブルのエントリの削除
- → をクリックして Partition Tables ページを表示します。
- 削除するパーティションテーブルのエントリの ボタンをクリックします。
- プロンプトが表示されたら をクリックします。
3.7. ユーザー
3.7.1. ユーザー: 概要
3.7.2. ユーザーの追加
手順3.9 ユーザーの追加
- → をクリックして Users ページを表示します。
- ボタンをクリックして、New User ウィンドウを表示します。
- Username テキストフィールドで、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer にログインするユーザーのユーザー名を入力します。
- First name および Surname テキストフィールドで、ユーザーの実名を入力します。
- Email address テキストフィールドに、ユーザーの連絡先となるメールアドレスを入力します。
- Language ドロップダウンメニューから、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースでユーザーに表示される言語を選択します。
- ユーザーのパスワードを設定します。
- Authorized by ドロップダウンメニューから、ユーザー認証に使用するディレクトリを選択します。
- Password テキストフィールドにユーザーの初期パスワードを入力して、Verify テキストフィールドにもう一度、入力します。
- をクリックします。
3.8. ユーザーグループ
3.8.1. ユーザーグループ: 概要
3.8.2. ユーザーグループの追加
手順3.11 ユーザーグループの追加
- → をクリックして User Groups ページを表示します。
- ボタンをクリックして、New User Group ウィンドウを表示します。
- Name テキストフィールドで、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェース内でユーザーグループを識別するための名前を入力します。
- User Groups セクションのチェックボックスのリストから、新規ユーザーグループに含めるユーザーグループのチェックボックスを選択します。
- Users セクションのチェックボックスリストから、新規ユーザーグループに含めるユーザーのチェックボックスを選択します。
- Roles タブをクリックします。
- ユーザーグループ内のユーザーに管理者権限を設定するには、Admin チェックボックスを選択します。
- All items 一覧のロールリストから、ユーザーグループに適用するロールの名前をクリックします。
- をクリックします。
3.8.3. ユーザーグループの削除
手順3.12 ユーザーグループの削除
- → をクリックして User Groups ページを表示します。
- 削除するユーザーグループのエントリの ボタンをクリックします。
- プロンプトが表示されたら をクリックします。
3.9. ロール
3.9.1. ロール: 概要
3.9.2. ロールの作成
手順3.13 ロールの作成
- → をクリックして Roles ページを表示します。
- ボタンをクリックして、New Role ウィンドウを表示します。
- Name テキストフィールドで、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェース内でロールを識別するための名前を入力します。
- をクリックします。
3.9.3. ロールへのパーミッションの追加
手順3.14 ロールへのパーミッションの追加
- → をクリックして Roles ページを表示します。
- ボタンをクリックして、New Role ウィンドウを表示します。
- Filters and permissions ドロップダウンメニューから、 をクリックして New Filter ページを表示し、ロールを編集します。
- Resource type ドロップダウンメニューから、編集するリソースを選択します。
- All items 一覧のパーミッションリストから、ロールに追加するパーミッションを選択します。
- オプションで Unlimited? チェックボックスのチェックを外し、Search テキストフィールドを使用して検索構文でフィルターを指定します。
- をクリックします。
3.9.4. ロールからのパーミッションの削除
手順3.15 ロールからのパーミッションの削除
- → をクリックして Roles ページを表示します。
- Filters and permissions ドロップダウンメニューをクリックして、ロールを編集するために Filters ページを表示します。
- Edit ドロップダウンメニューから Delete をクリックしてパーミッションを削除します。
- プロンプトが表示されたら をクリックします。
第4章 ホストの設定
4.1. ホストについて
4.2. ホストのプロビジョニング
注記
/usr/share/foreman-discovery-image/ ディレクトリ内にある rhel-osp-installer と合わせてインストールされた ISO ファイルのことです。ネットワーク上の検出イメージへのアクセスは、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のインストールプロセス中に設定されるため、ユーザーによる入力は必要ありません。
4.2.1. Discovery 経由のホストのプロビジョニング
手順4.1 Discovery 経由のホストのプロビジョニング
ホストの追加
ネットワーク経由でホストを起動して PXE ブートオプションメニューからdiscoveryのオプションを選択します。このホストは、Foreman Discovery 画面から起動し、Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースに自動的に登録されます。登録の確認
- Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer の Web ユーザーインターフェースにログインします。
- → をクリックして Discovered hosts ページを表示します。
- 新たに登録されたホストの名前をクリックして、そのホストの詳細ページを表示して、詳細を確認します。
第5章 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform のプロビジョニング
5.1. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプロビジョニングについて
5.2. デプロイメント
5.2.1. デプロイメントの作成
手順5.1 デプロイメントの作成
- → をクリックして New OpenStack Deployment ページの Deployment Settings タブを表示します。
- デプロイメント設定を指定します。
- Name テキストフィールドにデプロイメントの名前を、Description に説明を入力します。
- High Availability で Controller / Compute または High Availability Controllers / Compute を選択します。
- Networking セクションで Neutron Networking または Nova Network を選択します。
- Messaging provider セクションで、メッセージブローカーとして RabbitMQ または Qpid を選択します。
- Service Password セクションで Generate random password for each service を選択して、各サービスに任意のパスワードを割り当てるか、Use single password for all services を選択して、Password および Verify テキストフィールドにそれぞれパスワードを入力して、全サービスに同じパスワードを設定します。
- をクリックします。
- Services Overview タブで、デプロイするサービスリストを確認して をクリックします。
- サービスの設定を指定します。
- Services セクションで、設定するサービスを選択します。
- Service Configuration セクションで、そのサービスのオプションを設定します。
- をクリックします。
5.2.2. デプロイメントの編集
重要
手順5.2 デプロイメントの編集
- → クリックして OpenStack Deployments ページを表示します。
- 該当のデプロイメントの詳細ページを表示するには、そのデプロイメントの名前をクリックします。
- デプロイメント名をクリックして名前を編集し、完了したら をクリックして変更を適用します。
- デプロイメントの説明をクリックして説明を編集し、完了したら をクリックして変更を適用します。
- オプションで ボタンをクリックして、設定ウィザードを表示してメッセージブローカーやサービスの認証に使用するパスワードなどのオプションをさらに設定します。
5.2.3. デプロイメントの削除
手順5.3 デプロイメントの削除
- → をクリックして、OpenStack Deployments ページを表示します。
- 削除するデプロイメントの右側にある ボタンをクリックします。
- プロンプトが表示されたら をクリックします。
5.3. デプロイメント設定
重要
5.3.1. デプロイメントの設定表示
手順5.4 デプロイメントの設定表示
- → クリックして OpenStack Deployments ページを表示します。
- 該当のデプロイメントの詳細ページを表示するには、そのデプロイメントの名前をクリックします。
- デプロイメントの設定パラメーターを表示するには、 をクリックします。
5.3.2. デプロイメントの設定のインポート
手順5.5 デプロイメントの設定のインポート
- → クリックして OpenStack Deployments ページを表示します。
- 該当のデプロイメントの詳細ページを表示するには、そのデプロイメントの名前をクリックします。
- デプロイメントの設定パラメーターを表示するには、 をクリックします。
- をクリックすると Import Config のポップアップウィンドウが開きます。
- をクリックして、お使いのローカルシステムでアップロードする設定ファイルを検索します。
- をクリックします。
重要
5.3.3. デプロイメントの設定のエクスポート
手順5.6 デプロイメントの設定のエクスポート
- → クリックして OpenStack Deployments ページを表示します。
- 該当のデプロイメントの詳細ページを表示するには、そのデプロイメントの名前をクリックします。
- デプロイメントの設定パラメーターを表示するには、 をクリックします。
- ドロップダウンメニューから、 をクリックします。
5.4. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプロビジョニング
5.4.1. Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプロビジョニング
手順5.7 Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform Installer のプロビジョニング
- → クリックして OpenStack Deployments ページを表示します。
- 該当のデプロイメントの詳細ページを表示するには、デプロイメントの名前をクリックします。
- Deployment Roles セクションで、デプロイメントロールの ボタンをクリックして、そのデプロイメントロールの Free Hosts のセクションを表示します。
- Free Hosts セクション内のホストのチェックボックスにチェックを入れるか、解除して、 をクリックし、デプロイメントロールにこれらのホストを割り当てます。
- をクリックすると、デプロイメントの確認画面が表示されます。
- をクリックして、選択したデプロイメントで続行します。
5.4.2. 高可用性ノードでのフェンシング設定
注記
重要
手順5.8 高可用性ノードでのフェンシング設定
puppetサービスを停止して、無効にします。#systemctl stop puppet.service#systemctl disable puppet.service注記
puppetサービスを無効にすることで、コントローラーノードに変更が適用されないようにします。変更を適用するには、puppetサービスを有効にしてから適用してください。その後、必ずpuppetサービスを再度無効にして、本手順の最後のステップを繰り返してフェンシングをアクティベートする必要があります。- IPMI を設定します。
ipmiサービスが稼働中であることを確認します。#systemctl start ipmi.service- 管理者権限のある IPMI ユーザーを設定、アクティベートします。
#ipmitool user set name 2 user_name#ipmitool user set password 2 password#ipmitool user priv 1 4#ipmitool user enable 2
- フェンシングエージェントを作成します。
#pcs stonith create fence_agent_name fence_ipmilan login=user_name passwd=password ipaddr=ip_address pcmk_host_list="host_name"fence_agent_name: 人間が判読可能なフェンシングエージェントの名前user_name: フェンシングデバイス上の IPMI ユーザー名password: フェンシングデバイス上の IPMI ユーザーのパスワードip_address: フェンシングデバイスの IP アドレスhost_names: ノードのホスト名
- フェンシングエージェントが正しく作成されていることを確認します。
#pcs status - フェンシングを有効にします。
#pcs property set stonith-enabled=true
5.5. ログイン
5.5.1. ログイン
- HTTPS
https://HOSTNAME/dashboard/
- HTTP
http://HOSTNAME/dashboard/
admin ユーザーの認証情報を使用してログインします。OpenStack デプロイメントの使用を開始するには、Administration User Guide と Cloud Administrator Guide を参照してください。
| 改訂履歴 | ||||||
|---|---|---|---|---|---|---|
| 改訂 5.0.0-14.2 | Sat Oct 18 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-14.1 | Thu Oct 16 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-14 | Tue Sep 16 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-13 | Tue Sep 16 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-12 | Mon Aug 25 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-11 | Mon Aug 25 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-10 | Thu Aug 21 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-9 | Thu Aug 21 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-8 | Thu Aug 14 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-7 | Fri Aug 8 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-6 | Thu Aug 7 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-5 | Wed Aug 6 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-4 | Tue Jul 22 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-3 | Fri Jul 11 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-2 | Wed Jul 9 2014 | |||||
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| 改訂 5.0.0-1 | Thu Jun 26 2014 | |||||
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