B.6. kdump サイズの予測

kdump 環境のプランニングや構築の際に、ダンプファイルに必要な容量がどれくらいか把握してから作成する必要があります。これには、makedumpfile コマンドを使用すると役立ちます。
--mem-usage オプションでは、除外可能なページに関する有用なレポートが提供され、これを使用して、割り当てるダンプレベルを判断することができます。このコマンドは、システムに典型的な負荷をかけた状態で実行する必要があります。そうでないと、makedumpfile は実稼動環境で必要とされる値よりも小さい値を返します。
[root@hostname ~]# makedumpfile --mem-usage /proc/kcore

TYPE            PAGES                   EXCLUDABLE      DESCRIPTION
----------------------------------------------------------------------
ZERO            501635                  yes             Pages filled with zero
CACHE           51657                   yes             Cache pages
CACHE_PRIVATE   5442                    yes             Cache pages + private
USER            16301                   yes             User process pages
FREE            77738211                yes             Free pages
KERN_DATA       1333192                 no              Dumpable kernel data

重要

makedumpfile コマンドは pages にレポートを出します。つまり、カーネルページサイズ (Red Hat Enterprise Linux の場合は 4 キロバイトまたは 4096 バイト) に対して使用中のメモリーサイズを算出する必要があります。