付録B kdump で対応している設定とダンプ出力先

B.1. kdump メモリー要件

kdump でカーネルクラッシュダンプをキャプチャーして分析用に保存しておくためにはシステムメモリーの一部をキャプチャーカーネル用に永続的に予約しておかなければなりません。システムのアーキテクチャーに準じて kdump 用として必要になる最小メモリーと使用可能な物理メモリー合計を以下に示します。
コマンドラインでメモリー設定を変更する方法については 「メモリー使用量の設定」 を参照してください。グラフィカルユーザーインターフェースで予約メモリーの設定を変更する方法については 「メモリー使用量の設定」 を参照してください。

表B.1 kdump 用に必要な最小予約メモリー

アーキテクチャー使用可能なメモリー最小予約メモリー
AMD64 と Intel 64 (x86_64)2 GB 以上4 KB の RAM ごと 160 MB + 2  ビット、メモリーが 1 TB を超えるシステムの場合は 224 MB が最小 (160 + 64 MB)
IBM POWER (ppc64)2 GB から 4 GB256 MB の RAM
4 GB から 32 GB512 MB の RAM
32 GB から 64 GB1 GB の RAM
64 GB から 128 GB2 GB の RAM
128 GB 以上4 GB の RAM
IBM System z (s390x)2 GB 以上4 KB の RAM ごと 160 MB + 2  ビット、メモリーが 1 TB を超えるシステムの場合は 224 MB が最小 (160 + 64 MB)