付録A よくある質問

問: 仮想マシンで利用可能なダンプの方法は何ですか?
問: Red Hat サポートサービスに大きなサイズのダンプをアップロードする場合はどうしたらいいですか ?
問: クラッシュダンプの所要時間はどれくらいですか?
問:
仮想マシンで利用可能なダンプの方法は何ですか?
答:
多くの場合、クラッシュやパニックの後にマシンからメモリーダンプを取得するには kdump の仕組みがあれば十分です。これは、ベアメタルのインストールと同じように設定することができます。
しかし、場合によっては、ハイパーバイザーと直接連携してクラッシュダンプを取得する必要がある場合があります。ハイパーバイザーを使用したクラッシュダンプの取得方法として libvirt には pvpanicvirsh dump という 2 つの仕組みがあります。これらの方法は『仮想化の導入および管理ガイド』に記載されています。
pvpanic の仕組みについては、『仮想化の導入および管理ガイド』の「パニックデバイスの設定」に記載されています。
virsh dump コマンドについては、仮想化の導入および管理ガイド』の「ドメインのコアのダンプファイルの作成」で説明されています。
問:
Red Hat サポートサービスに大きなサイズのダンプをアップロードする場合はどうしたらいいですか ?
答:
分析のため Red Hat グローバルサポートサービスにカーネルクラッシュのダンプファイルを送信していただかなければならない場合があります。ただし、ダンプファイルのサイズはフィルターで特定の情報に絞り込んだ場合でも非常に大きくなる可能性があります。新しいサポートケースを開いた場合、250 MB を超えるファイルは Red Hat カスタマーポータルからは直接アップロードしていただくことができないため、Red Hat では大きなサイズのファイルのアップロード用に FTP サーバーを用意しています。
FTP サーバーのアドレスは dropbox.redhat.com になります。ファイルは /incoming/ ディレクトリーにアップロードしてください。ご使用の FTP クライアントを passive モードに設定しておく必要があります。ご使用のファイアウォールでこのモードを許可していない場合は origin-dropbox.redhat.com サーバーを active モードで使用していただくことができます。
アップロードするファイルは必ず gzip などで圧縮し、ファイル名にはわかりやすい名前を付けてください。ファイル名にサポートケース番号を使用されることをお勧めします。必要なファイルをすべてアップロードしたらサポートケース担当のエンジニアへ正確なファイル名とその SHA1 または MD5 チェックサムをお知らせください。
詳細な説明については https://access.redhat.com/site/solutions/2112 をご覧ください。
問:
クラッシュダンプの所要時間はどれくらいですか?
答:
災害対策計画の目的で、ダンプ完了までの時間を把握している必要があることが頻繁にありますが、完了までの時間は、ディスクにコピーされるメモリーの量や、メモリーとストレージのインターフェースのスピードにより大きく左右されます。
テストがどのようなタイミングで行われ手も、システムは典型的な負荷をかけた状態で稼働させておく必要があります。そうでないと、除外されるページによって、完全に負荷がかかった実稼動システムでの kdump の動作に関して誤った見解を提示してしまう場合があります。
ダンプの所要時間を評価する際に、ストレージインターフェースもプランニング時に考慮する必要があります。ネットワーク制約事項が原因で、ローカルに接続された SATA ディスクと比べると、ssh などを使用した接続ダンプは完了までに長く時間がかかる可能性があります。