18.4. キックスタートを使ったインストールのパラメーター

以下のパラメーターはパラメーターファイル内で定義できますが、CMS 設定ファイル内では機能しません。
inst.ks=URL
通常は System z 上の Linux インストール用のネットワーク上にあるキックスタートファイルを参照します。URL をキックスタートファイルのファイル名を含む完全なパスに置き換えます。このパラメーターは、キックスタートによる自動インストールをアクティブにします。詳細は、キックスタート起動オプションおよび「キックスタートを使ったインストールを開始する」を参照してください。
RUNKS=value

重要

このパラメーターは非推奨となっています。キックスタートファイル内でこれを使用すると、無視されます。IBM System z 上でキックスタートインストールを開始するために必要となるのは、inst.ks= パラメーターのみです。
ここでは、SSH を使用したネットワーク上でログインを必要とせずに Linux コンソール上で自動的にローダーを実行する場合、value1 と定義します。RUNKS=1 を使用するには、コンソールが全画面表示をサポートしているか、以下にある cmdline オプションを使用する必要があります。後者は、z/VM 環境下の 3270 ターミナルまたは LPAR 用のオペレーティングシステムメッセージコンソールに適用されるものです。キックスタートによる完全自動インストールには RUNKS=1 が推奨されます。RUNKS=1 が設定されると、インストールプログラムはパラメーターのエラーが生じた場合でも自動的に継続されるため、ユーザーの回答を要求して無人インストールが中断されることはありません。
これ以外は変更せずそのままにしておくか RUNKS=0 を指定します。
inst.cmdline
このオプションが指定されている場合は、ラインモードターミナル (z/VM 環境下の 3270 や LPAR 用のオペレーティングシステムメッセージなど) の出力が読み取り可能になります。これは、インストールプログラムが UNIX スタイルのコンソールにのみ適用されるエスケープターミナルシーケンスを無効にするためです。インストールプログラムは cmdline モード内での対話式のユーザー入力をサポートしないため、すべての質問に回答するキックスタートファイルによるインストールが必要になります。
キックスタートファイルに必要なパラメーターがすべて含まれていることを確認してから、inst.cmdline オプションを使用してください。必要なコマンドがない場合は、インストールが失敗します。詳細は、23章キックスタートを使ったインストールを参照してください。