22.9. BIOS で Intel VT-x と AMD-V の仮想化ハードウェア拡張を有効にする

このセクションでは、ハードウェア仮想化拡張を識別し、拡張が無効になっている場合は BIOS 内でその拡張を有効にする方法について説明しています。
Intel VT-x 拡張は、BIOS 内で無効になっている可能性があります。一部のノートパソコンベンダーは、デフォルトで CPU 内の Intel VT-x 拡張が無効にしています。
AMD-V の場合、仮想化拡張を BIOS で無効にすることはできません。
無効になっている仮想化拡張を有効にする方法については、次のセクションを参照してください。
仮想化拡張が BIOS で有効になっているか確認します。Intel VT や AMD-V の BIOS セッティングは、通常 Chipset または Processor のメニュー内にあります。メニュー名はこのガイドと異なる場合があります。仮想化拡張のセッティングは Security Settings のところ、または別のメニュー名になっている場合もあります。

手順22.2 BIOS 内で仮想化拡張を有効にする

  1. コンピュータを再起動して、システムの BIOS メニューを開きます。システムにより使用するキーは異なる場合がありますが、通常、delete キー、F1 キー、 AltF4 キーの組み合わせ、などいずれかを押すと BIOS メニューを開くことができます。
  2. BIOS 内で仮想化拡張を有効にする

    注記

    以下に示す手順の多くは、ご使用のマザーボードやプロセッサーの種類、チップセット、OEM などにより異なる場合があります。システム設定に関する正確な情報についてはそのシステムに付随するドキュメントなどを参照してください。
    1. Processor サブメニューを開きます。プロセッサーセッティングメニューは ChipsetAdvanced CPU ConfigurationNorthbridge などに隠れている場合があります。
    2. Intel Virtualization Technology (別名 Intel VT-x) を有効にします。 AMD-V の拡張は BIOS 内では無効にできないため、すでに有効になっているはずです。 仮想化拡張機能には Virtualization ExtensionsVanderpool といったラベル名が付けられています。また、OEM とシステムの BIOS によってはこれ以外の名前が付けられていることもあります。
    3. Intel VT-d あるいは AMD IOMMU というオプションがあればそれを有効にします。Intel VT-d と AMD IOMMU は PCI デバイス割り当てに使用されます。
    4. Save & Exit を選択します。
  3. マシンを再起動します。
  4. マシンが起動したら、cat /proc/cpuinfo |grep -E "vmx|svm" を実行します。 --color の指定はオプションですが、 検索した単語を強調表示させたい場合は便利です。コマンドからの出力があれば、仮想化拡張が有効になっているということなります。 出力がない場合は、システムに仮想化拡張がない、または BIOS 設定が正しく有効にされていない可能性があります。