Red Hat Training
A Red Hat training course is available for Red Hat Enterprise Linux
2.2.2.7. pykickstart
pykickstart パッケージには、 移行を容易にすることができるユーティリティが含まれています。 最新のパッケージがインストールされていることを確認してください。
ksverdiff
コマンドは開始と終了の構文バージョンを受け取り、 2 種類のバージョンで異なるコマンドとオプションを報告します。 「新規」、 「非推奨」、 「削除済み」のコマンドとオプションを示します。 例えば、
$ ksverdiff --from RHEL5 --to RHEL6 The following commands were removed in RHEL6: langsupport mouse key The following commands were deprecated in RHEL6: monitor The following commands were added in RHEL6: sshpw group rescue updates fcoe ...
ksvalidator
コマンドを使用すると、 キックスタートファイルの有効性をチェックすることもできます。 このコマンドはファイルの有効性を指定したキックスタート構文のバージョンに対してチェックします。 ただし、 part --ondisk=sdr
を指定したがそのようなデバイスは存在しないなど、 インストール時にしか発生しない問題については通知できません。 使用例を示します。
$ ksvalidator --version RHEL6 my-rhel5-ks.cfg