第5章 コマンドラインツール

本セクションでは、Red Hat Enterprise Linux 6 の各コマンドラインツールの動作変更について説明しています。

5.1. Grep

grep コマンドの動作では、大文字と小文字の文字列検索について変更が加えられています。 [a-z] 形式の範囲検索の使用は、LC_COLLATE 変数に依存します。
LC_COLLATE=C とセットすると旧来の動作を保存することができるため、この方法で範囲検索を実行した場合に正しい結果を得ることができます。 しかし、Red Hat Enterprise Linux 6 では、範囲検索には [[:lower:]]、[[:upper:]] 形式の使用をお勧めします。
この変更は出力に多大な影響を及ぼします。そのため、正しい結果を引き続き得ることができるようスクリプトとプロセスの再確認を行ってください。