6.4. Yum のプラグイン

Yum は、動作を拡張し強化するプラグインを提供します。一部のプラグインは、デフォルトでインストールされています。yum コマンドを呼び出すといつでも、Yum はどのプラグインがロードされ、アクティブかを伝えます。例えば、以下のとおりです:
~]# yum info yum
Loaded plugins: product-id, refresh-packagekit, subscription-manager
[出力は省略されています]
Loaded plugins に続くプラグインの名前は --disableplugins=plugin_name オプションに渡す名前である点に注意して下さい。

6.4.1. Yum プラグインを有効/設定/無効にする方法

Yum プラグインを有効にするには、plugins= で始まる行が /etc/yum.conf[main] セクションにあり、値が 1 であるようにします。
plugins=1
すべてのプラグインを無効にするには、この行を plugins=0 に変更します。

すべてのプラグインの無効化は推奨されません

一部のプラグインは、重要な Yum サービスを提供するためすべてのプラグインを無効にすることは推奨されません。特に、rhnpluginRHN Classic へのサポートを、product-id 及び subscription-manager のプラグインは証明書ベースの Content Delivery Network (CDN) へのサポートをそれぞれ提供します。プラグインを全体的に無効にする便利なオプションもありますが、通常は Yum の使用に潜在的な問題があると判断された場合にのみ使用することが推奨されます。
すべてのインストールされたプラグインは、/etc/yum/pluginconf.d/ ディレクトリにそれぞれの設定ファイルを持っています。これらのファイルでプラグイン固有のオプションを設定できます。例えば、以下のように refresh-packagekit プラグインの refresh-packagekit.conf 設定ファイルがあるとします:
[main]
enabled=1
プラグインの設定ファイルには常に [main] セクション (Yum の /etc/yum.conf ファイルに類似) があります。そこには、 yum コマンドの実行時にプラグインが有効かどうかを制御する enabled= オプションがあります (ない場合は設定可能)。
/etc/yum.confenabled=0 に設定することですべてのプラグインを無効にする場合は、すべてのプラグインは個々の設定ファイルで有効かどうかに関わらず無効になります。
単一の yum コマンドですべての Yum プラグインを無効にしたいだけなら、--noplugins オプションを使用します。
単一の yum コマンドで 1 つ以上の Yum プラグインを無効にしたい場合は、コマンドに --disableplugin=plugin_name オプションを追加します。例えば、システムの更新中に presto プラグインを無効にするには、以下を入力します:
~]# yum update --disableplugin=presto
--disableplugin= オプションに渡すプラグインの名前は、yum コマンドの出力内にある Loaded plugins の行の後に表示されている名前と同じです。複数のプラグインを無効にするには、名前をカンマで区切ります。さらに glob 表現を使用すると、複数のプラグイン名の適合や名前の短縮を行うことができます:
~]# yum update --disableplugin=presto,refresh-pack*