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19.2.2. メール配信エージェント (MDA)

MDA(メール 配信エージェント )は MTA によって呼び出され、適切なユーザーのメールボックスに受信メールをファイルします。多くの場合、MDA は実際には mail や Procmail などの LDA (ローカル配信エージェント)です。
電子メールクライアントアプリケーションが読み取り可能なポイントに配信されるメッセージを実際に処理するプログラムは、いずれも MDA と見なすことができます。このため、一部の MTA(Sendmail、Postfix など)は、ローカルユーザーのメールスプールファイルに新しい電子メールメッセージを追加するときに MDA の役割を埋めることができます。通常、MDA はシステム間でのメッセージの転送やユーザーインターフェースの提供は行いません。MDA は、ローカルマシン上でメッセージの配信と並べ替えを行い、電子メールクライアントアプリケーションがアクセスできるようにします。