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16.3. DHCPv4 クライアントの設定

DHCP クライアントを手動で設定するには、/etc/sysconfig/network ファイルを変更して、/etc/sysconfig/network-scripts ディレクトリー内の各ネットワークデバイスのネットワークおよび設定ファイルを有効にします。このディレクトリーでは、各デバイスに ifcfg-eth0 という名前の設定ファイルがなければなりません。ここで、eth0 はネットワークデバイス名です。
/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 ファイルに以下の行が含まれていることを確認してください。
DEVICE=eth0
BOOTPROTO=dhcp
ONBOOT=yes
DHCP を使用するには、各デバイスに設定ファイルを設定します。
ネットワークスクリプトの他のオプションには以下が含まれます。
  • DHCP_HOSTNAME: DHCP サーバーが IP アドレスを受信する前にクライアントがホスト名を指定する必要がある場合にのみこのオプションを使用します。
  • PEERDNS= <answer >。ここで、& lt;answer& gt; は以下のいずれかになります。
    • はい: サーバーの情報を使用して /etc/resolv.conf を変更します。これはデフォルトです。
    • No: /etc/resolv.conf は変更しないでください。
グラフィカルインターフェースを使用する場合は、NetworkManager を使用して DHCP を使用するようにネットワークインターフェースを設定する手順は、10章NetworkManager を参照してください。
注記
プロトコルタイミング、リース要件、要求、動的 DNS サポート、エイリアス、クライアント側設定に上書き、追加、または追加するさまざまな値など、クライアント DHCP オプションの高度な設定は、man ページの dhclient および dhclient.conf を参照してください。